搭乗が始まる直前に着いたみたいで、入り口にはものすごい長蛇の列ができていた。しかし私たちがそこに着いたとたん、スタッフに声をかけられ名前を確認され、「こちらにどうぞ」と案内された。ここでも2歳児以下優先だ。そして長蛇の列を横目にしながら、1番乗りで搭乗させてもらった。なんだか申し訳ないほどの優遇ぶりである。
帰りの飛行機は、往きの飛行機にくらべ大きくて最新っぽいものだった。客室乗務員さんのサービスも微妙に違った。席に着くなり、一人の客室乗務員さんが子どもセットというのだろうか、バナナとビスケット、それによだれかけが入った袋を持って来てくれた。サービスでくれるらしい。息子は大喜び。
また子ども用のご飯も選んでくださいと言われ、キッチンまで連れて行かれた。そこでいくつかのベビーフードを見せられ、その中から好きなものを選ばせてくれた。あとでそれを持ってきてくれるらしい。席に戻ると、絵本もすぐに持って来てくれた。またその後にはプレゼントのおもちゃも持ってきてくれる。至れり尽くせりで息子も大喜びであった。
なお、帰りの席もやはり真ん中の部分の壁を目の前にしたところである。ただ、帰りの飛行機は満席だったらしく、私たちの横の2席にも人が座った。ところがこれがまた偶然なことに、往きのツアーバスで一緒だったあのご夫婦の奥さんだったのだ(旦那さんは離れた席だった)。「ずいぶん縁がありますね」なんて笑いながら、ずっと奥さんとおしゃべりをしながら帰った。
この奥さんが子どもの扱いにも慣れていて、けっこう息子と遊んでくれたのでとても助かった。それでも息子は旅行の疲れからか、それとも狭い機内で動き回れず飽き飽きしてしまったのか、最後はごねてしまい大変だった。機内食もほとんど食べず、最後はどうにかこうにかごまかして成田にたどり着いた。
成田には予定よりもちょっと早く、18時15分ころ着いた。3時間弱のフライトだった。帰りは往きにくらべかなり早かった。成田はどうやら寒いらしい。なんだかんだ言って、台北はけっこう暖かかったので、そういう意味でも「あー、帰ってきちゃったんだな」って思う。
息子は成田空港に着いたとたん、やっと歩き回れて嬉しかったみたいで、はしゃぎながら走っていった。近くに同じくらいの女の子を連れた台湾人らしき親子がいて、その女の子とはしゃぎながら走っていった。
入国審査も無事過ぎ、預けた荷物も受け取り、出口の検疫みたいなカウンターを出ようとしたら、今まで私は経験したことのない“携行品に関するカード”みたいな書類があることを知り、びっくりした。
子どもがいるし荷物は多いし、また書類の棚まで戻って書かなければならないかとうんざりしたら、検疫カウンターのところにちょうど私たち以外のお客さんはいなかったため、スタッフの男性は親切にもその場で座って書かせてくれた。しかも丁寧にいちいち説明してくれたので、意外に楽に終わった。感謝感謝である。
考えてみれば、旅行中ずっと色々な人に親切にされっぱなしだった。小さな子連れということが大きいのだろうが、本当にみんな私たちに細かい気配りをしてくれた。それがどれだけ助かり、嬉しかったことか。出会ったみんなに感謝の気持ちいっぱいである。
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