彼女たちと別れた後、先ほど彼女に教えてもらったタピオカミルクのおいしいお店に戻った。この時はまだお腹いっぱいだったので、他の食べ物を食べる気にはならなかったが、タピオカミルクくらいなら飲めそうだったので、買って帰ることにしたのだ。
愛想のいい、にこにこしたおばさんがいるお店だった。タピオカミルクは1つ35元(120円くらい)。大きいビニールカップに黒いタピオカをたっぷり入れ、そこに牛乳をそそいで終わりだ。牛乳をそそぐと、黒いタピオカとまざり、コーヒー牛乳みたいな色になる。そんななかに蛙の卵のようなタピオカが、カップの底のほうにぎっしりと沈んでいるのだ。
この黒いタピオカは、まさに蛙の卵みたいだった。よく見ると、台湾ではタピオカのことを“青蛙包二奶”と書くらしい。納得である。
おばさんは大きなカップを機械に突っ込んだ。何をするのかと思ったら、ビニールのふたをつける機械だった。このふたはしっかりカップに接着されるので、中身がまったく漏れないようになり、持ち帰りには大変便利だった。小さな屋台みたいなお店だったので、こんなハイテク機器があるのには少し驚いた。ピオカミルクはホテルに帰ってから飲もうと思ったので、ストローと一緒にビニールの袋につめてもらった。
その後、大通りまで少し歩き、そこからタクシーをつかまえホテルに帰った。永康街まで来るのに地下鉄を乗り更にかなり歩いたが、どうやらだいぶホテルの方向に戻ってきていたみたいで、タクシーでホテルまではすぐだった。慣れてくると台北市内は意外にこじんまりしているのかもしれない。
ホテルに帰ってから、買ってきたタピオカミルクをゆっくり味わったが、これが激ウマであった。タピオカは大きくて弾力があり、かなり食べ応えがある。それにミルクは甘すぎずすっきりしているので、どんどん飲める。この味とボリュームで35元とはかなり安く感じた。
私たちがこのタピオカミルクを「おいしい!おいしい!」と言いながら飲んでいるのを見て、息子も「ジュース!ジュース!(飲みたい!)」と騒ぎ出した。そりゃそうだろうと思い、急いで息子にも野菜ジュースを調達してくることにした。普段うちはジュース類はいっさい飲ませていないのだが、こういうときくらいはしょうがないだろう。夫がホテルのすぐ横にあるセブンイレブンにジュースを買いに出た。このホテルは、こういった面でも便利であった。
息子は、普段あまり飲ませてもらえない野菜ジュースがとてもおいしかったらしく、椅子に座って夢中になって「ちゅー」っと飲んでいた。よっぽどおいしかったみたいだ。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > たび猫の台湾旅行記2008 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
たび猫の台湾旅行記2008