地下に降りると、すごく広い地下街が広がっていた。どうやら台北駅周辺の色々な地下街がつながり、巨大な地下街となっているみたいだ。東京駅の地下街みたいなものだろうか。ただ洋服や靴、雑貨など色々なお店が並んでいるが、歩いている人はすごく少なかった。時間帯にもよるのだろうか。
とりあえず地下街をブラブラ歩いてみる。途中に食べ物の屋台がいくつか集まっているような場所があった。その中に肉まんみたいなものを売っている屋台があったので、夫が1つ買って食べてみることにした。
肉まんのケースのところに、“肉包20元”“豆沙包12元”と2種類書いてあったので、夫は“肉包”という肉まんらしき方を指差したつもりだったのだけど、なぜか“豆沙包”のほうがきてしまった。これはあんまんだった。
まあこれはこれで安くておいしかったけど、やっぱり肉まんが食べたかったので、今度は私が再度トライしてみることに。今度はしっかりと“肉包”の方を指差してみた。お店のおばさんは優しそうな感じのいいおばさんで、片言の日本語で「おいしいよー」なんて言いながら渡してくれた。やっぱりなぜか私たちが日本人だとわかるみたいだ。
今度こそちゃんと肉まんが買えた。食べてみたらすごくおいしかった。
日本のコンビニで売っているものとは違い、もっと本格的な味。ファミリーマートで売っているトンポウロウマンみたいに、とろっとジューシーな感じで、それをもっとおいしくした感じだ。この二つのおまんじゅうで、すいていた小腹がちょっと満たされた。
息子もお腹がすいたらしく騒ぎ出したので、慌てて地下街の中で近くにあったセブンイレブンに駆け込み、台湾版“かにパン”と牛乳パンを買う。2つで22元(75円くらい)と安い。
牛乳パンは小さいパンがいくつも入っているもの。これがおいしかったみたいで、パクパクとすごい勢いで食べだした。良かった、さっそく息子のお気に入りのおやつができたので、これなら台湾にいる間もおやつで困ることはなさそうだ。
今日の息子は食欲もすごいし、テンションも妙に高い。いつにもましてぺらぺらとよくしゃべって興奮気味だ。よくわからないながらもいつもと違う町の雰囲気に、息子もどうやら非日常の世界を感じ取っているらしい。とにかく楽しそうで元気なので安心だ。
さらに地下ショッピングセンターを奥に進んでいった。一番奥の方まで行くと、食べ物屋さんが数件集まっていた。どれもおいしそうなお店ばかりだ。今まであまり人がいなかったけど、この辺の食堂には地元の若い子の姿がけっこうあった。高校生っぽい子も多い。地元の若い子が集まるなら、それなりに安くておいしいのだろうか?とりあえず食べるものに困ったらここに来ればいいみたいだ。
夕食を食べるにはまだ早かったので、一度ホテルに戻ることにした。忘れてきたバギーを取りに行き、あらためて出直すことにしたのだ。
ホテルの部屋に戻り、ガイドブックを広げ、どこに行くか考える。夫の案で、ここからほど近い観光名所の一つである“総統府”と“二二八和平公園”を見にいってみることにした。
総統府はその名の通り、総統の官邸である。日本統治時代の1919年に造られた建物ということで、ガイドブックの写真などで見るととても立派な建物である。近いのでせっかくだから見ておこうと思う。
二二八和平公園もやはり日本統治時代に造られた公園で、もともとは台北新公園と呼ばれていたが、1996年に二・二八事件の資料が展示された二二八記念館が設立され、公園も二二八和平公園となったという。
地図を見るとけっこう大きそうな公園だし、総統府とも近いので、ついでにこちらも見てこようということになった。
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