来た時とは反対側の歩道を通り、ホテルのほうに戻ることにした。どこか台湾のおいしいお茶が飲めるお店でもないかと探しながら歩くが、残念ながら営業しているお店はほとんどない。
ところで台湾でも日本と同じように、スターバックスみたいなカフェが流行らしく、そういうチェーン店のコーヒー屋さんがところどころにあり、そういうところなら朝早くからも営業していた。台湾のおいしいお茶が飲みたいところだったが、そういうお店はこの辺にはなさそうだったので、とりあえずチェーン店のコーヒー屋さんによることにした。というのも息子がバギーでぐっすり眠っていてくれたので、この間にゆっくり一息入れたかったのだ。
そこですぐ近くにあった“ダンテコーヒー(丹堤珈琲)”という、今時っぽいこぎれいなコーヒー屋さんに入ってみた。日本でいう、“エクセルシオール・カフェ”みたいな雰囲気のお店だ。こちらではよくこの“ダンテコーヒー”のお店をあちこちで見かけたので、同じような存在なのだろう。
私はここで、ダンテズスペシャルコーヒー(50元)という普通のブレンドコーヒーを、夫はパッションフルーツムースとアイスコーヒーのセット(99元)を頼んだ。全部あわせて149元(500円ちょっと)とは、やっぱり安く感じる。
しかも夫が食べたフルーツムースケーキは、日本のものよりもかなり大きめ。10年くらい前に台湾に来たときに食べたケーキは、日本のものにくらべいまいちだったという記憶があるが、今回食べたものは日本のものと同様においしかった。コーヒーも大きめのマグカップにたっぷり入っていて、嬉しかった。
ここで息子が眠っている間、束の間のコーヒーブレイク。子育て中の私にとって、普段の生活においても息子が眠ってくれている間のコーヒーブレイクは、至福のひと時なのである。特にきれいなカフェで、おいしいコーヒーを飲みながら、好きな本を読んだり、やりたいことを色々考えたりできるこの時間は、なんともいえない幸せを感じるのだ。小さな子どもと一緒の生活だと、なかなか自分だけの時間を取ることができない。主婦にとってこのような時間を確保することは、エネルギー補給にもつながるのだ。
こうして私はここで、コーヒーを飲みながら日記を書いたり、店内を眺めながらのんびり過ごした。店内はこぎれいでおしゃれな感じだが、利用している客層は若い人からお年寄りまで様々な人がいる。色々な人の憩いの場になっているようだ。
しばらくこうしてのんびりしていると、息子が昼寝から目覚めたので、お店を出ることにした。そしてまたホテルの方に向かって歩き出した。
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