そんなこんなで色々やっていたら、あっという間に7時になってしまった。7時から朝食が始まるので、さっそく3階にあるレストランに向かった。オッパイに激痛がどうのこうのと言っても、結局食欲だけは衰えない私である。素晴らしい。
朝食は3階にあるレストランで食べられる。これもツアー料金に含まれているものだ。昨日チェックインの時にもらった朝食券を持って、レストランに向かった。
レストランに向かうエレベーターの中で、中年のアジア人と思われるとても感じの良いご夫婦と一緒になった。英語圏に住んでいる人たちなのか、流暢な英語で色々話しかけれた。子ども好きなのか、息子にも色々話しかけ、あやしてくれたりした。息子は聞きなれない言葉で、見知らぬ人にあれこれ話しかけれたため、緊張して固くなっていた。
3階のレストランは、入ってびっくり、間違えて結婚式場に来てしまったかと思うような派手なレストランだった。テーブルも椅子もピンクでまとめられていて、ある意味ゴージャスだった。
係りの人に案内され、一つのテーブルに案内される。結婚式の会場にあるような丸テーブルで、私たち3人で一つのテーブルを使わせてもらう。すぐに息子には子ども用の背の高い椅子も持ってきてくれた。この子ども用の椅子は、子どもが座った後に上からテーブルをかぶせる形だし、テーブルにあわせて背も高くできているので、子どもがすぐ抜け出せなくて助かる。息子をそこにセットし、朝食はビュッフェ形式なので、張り切って色々なものを食べることにした。
とりあえず、息子が飽きて騒ぎ出さないうちに食べさせないといけないので、息子用のパンやスープ、白いご飯などを持ってきて食べさせた。小さい子どもがいると、こういうビュッフェ形式のご飯のほうが助かる。特に台湾などのアジアでは、白いご飯があるのでそれも嬉しい。
息子はお腹がすいていたのか、しばらくは大人しく椅子に座って、あれこれパクパク食べていた。が、だんだんお腹がいっぱいになるにつれ退屈し始めたのか、椅子から脱出して動き出そうとし始めた。
そして夫がビュッフェの食べ物を取りに席を離れている間に、まさに大事件が起きたのであった。
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