しばらくここで息子を遊ばせたあと、次は“台湾民主紀念館”というところへ行ってみることにした。地図を見ると、二二八和平公園から歩いて行けそうだったので、最後にそこを見ておくことにしたのだ。
10年くらい前に台湾に来たとき、たしかここにも来た覚えがある。でも断片的な景色しか記憶にないし、台湾らしい名所にも行っておこうと思い、最後に行くことにした。
二二八公園を出て、地図を見ながら大通りを横切り、そちらの方向に歩いていく。この辺は総統府なども近くにある都心だからか、道も広くて立派で、建物も大きくて立派なものが多い。迎賓館みたいな豪華な建物もあった。
大通り沿いをしばらく歩き、目当ての台湾民主紀念館に着いた。ここはツアーなどでは絶対に来る場所なので、広場の前の道にはタクシーや大型観光バスなどがたくさん止まっていた。そんな中を通り抜け、台湾民主記念館のある広場に入った。
台湾民主記念館はものすごい広さの公園の中にあるモニュメント。広場は記憶にあるものよりも、かなり広く壮大な感じであった。そんな広場の向こうの方に目当てのモニュメントがある。そのモニュメントの白い大きな建物も大きくてすごい迫力。「こんなにすごかったっけ?」と思うほどだ。
広場の両脇にも、中国風の巨大な建物が建っているのだが、残念ながら改装中なのか周囲が工事の骨組みで覆われていた。
この骨組みがなかったら、さらにもっと迫力ある景色だったろう。
広場はものすごく広い。そんな広場に興奮したのか、息子はいつにも増してふざけながら進むのでなかなか前に進まない。途中で踊ったり四つんばいになって進んだり、飛行機の時間が気になる私たちはいらいらするほどであった。
やっと正面の巨大な白い建物にたどり着いた。間近で見上げると、さらに迫力ある建物だ。ここから階段を登り、建物の中に入る。この階段、89歳で死去した蒋介石の年齢と同じ数になっているという。ふう、疲れる。
近くで見るとすべてが巨大であった。入り口の上の方に額縁みたいなものが飾ってあるのだが、それだけでもものすごく大きい。何もかもがすごいスケールなのだ。こういうのを大陸風というのだろうか。日本ではなかなか見ないスケールだ。
中に入ると、吹き抜けの天井の高いだだっ広いスペースに、巨大な蒋介石の像がある。すごーい大きいとか言いながら、さっと見て帰ることにした。隅にある印フォーメーションによると、1階には蒋介石関連の文物が展示された博物館みたいなところもあるみたいだ。
でもそろそろホテルに帰って、チェックアウトをしなければならない時間だったので、ここのパンフレットだけをもらい、急いで引き返すことにした。何しろタクシーに乗るにしても、大通りに行くまであの巨大な広場をまた突っ切らなければならない。
その時間を考えて急いで帰る私たちであった。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > たび猫の台湾旅行記2008 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
たび猫の台湾旅行記2008