台北駅の建物は、大きくて立派だ。建物の中に入ると、構内も広々としている。かといって、東京駅のようにたくさんの人でごった返しているわけではなく、天井が高いせいか広々とした感じを受ける。
東京駅ほど巨大で複雑なわけではないが、初めての駅だし大きいのでどこに何があるのかよくわからない。12時台の電車に乗ろうと急いでいたので、ちょっと焦っていたのもある。とりあえず巨大な時刻表らしき掲示板を見つけたので、それで電車の時間や出発ホームを確認してみた。
行き先は、台北駅から北のほうに電車で1時間くらいのところにある、“九份(きゅうふん)”という小さな町だ。『地球の歩き方』にも簡単な行き方と、巻末には電車の時刻表もついているので、それらと合わせながら目の前の時刻表をチェックした。
が、ガイドブックの情報が古いのか、私たちの見方が悪いのか、微妙に電車の時間が違ったりする。そもそも私たちが行く九份は、ターミナル駅ではないのでどの電車が九份に行くのかよくわからない。やはり現地で路線図と時刻表を手に入れたほうが、電車の旅をするときはわかりやすいと思った。
切符の買い方もよくわからなかったので、とりあえずすぐ近くにあるたくさん並んだ窓口の一つで、直接聞いてみることにした。窓口の若い女性は、私たちが日本人だとわかると片言の日本語と筆談で対応してくれた。こういうときは本当に助かる。
その女性によると、どうやら九份へ行くための次に出る電車は、特急ではないとのこと。特急でないと結構時間がかかる。それではすぐに飽きて騒ぎ出す小さい子ども連れには大変なので、次の特急まで待つことにした。
ちなみに次の特急は13時15分発。1時間くらい待たなければならないけど、電車の中で息子が飽きて騒ぐよりも、今ここで遊ばせておいたほうがよっぽど良い。ということで、13時15分の特急の切符を買うことにした。窓口のお姉さんと、片言の日本語と中国語の筆談を交えながら切符を買う。
九份へは、“瑞芳駅”という駅で降り、そこからまたバスに乗る。台北から瑞芳駅までは、特急で40分くらいである。特急ではなく普通電車で行くと、たぶん1時間くらいかかるらしい。なお特急券の料金は、一人80元(300円弱)であった。とても安い。
ついでに、お姉さんに電車の乗り場も聞いた。台北駅は広いので、どこに乗り場があるのかわからなかったのだ。お姉さんによると乗り場は地下にあるらしく、4番のプラットフォームから出るとメモに書いてくれた。
切符を買った後、時間もたっぷりあったので、地下の乗り場を確認しに行った。台北駅の建物は、外から見ると中国風の巨大で立派なちょっと古そうな建物に見えるのだが、建物の中は意外に新しい。特に地下の乗り場は設備も新しそうだったし、ホームの案内や乗り方もわかりやすそうで安心した。とりあえず乗り場もわかったので、時間ぎりぎりまでまた外に出ることにした。
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