ネットや本でちょっと情報収集したほか、私は台湾に住んでいたことのある昔の友人にも電話をし、色々教えてもらえた。
彼女は大学時代の友人で、旦那さんの仕事の転勤に伴い、3年くらい台北で暮らしていたのだ。本当は彼女が台北に住んでいるとき、ぜひとも一度遊びに行きたかったのだが、その時は私の妊娠・出産などがあって行けなかったのだ。
彼女は今関西に住んでいるので、久しぶりに電話で話をした。久しぶりだったので仕事や子どもの話で盛り上がったあと、本来の目的である台湾のことを少しばかり聞いた。
台北はやはり治安の面なども安心で、夜などもけっこう安全であるという。台湾は宵っ張りの人が多いらしく、小さな子どもを連れてけっこうみんな遅くまで外を出歩いているらしいのだ。
それに小さな子連れでレストランなどに入るのも、ぜんぜんOKとのこと。日本だと(特に都心は)けっこう子連れには冷たい雰囲気のお店が多かったりするが、台湾は子連れにとても寛大で、ウエルカムな雰囲気のお店ばかりだという。これは嬉しい話だ。そして子どもの飲み物や食べ物持ち込みも、もちろんOKとのこと。台湾は子ども天国なんだろうか。
あと交通手段のことも聞いた。台北は地下鉄がけっこう走っていてそれも便利だが、タクシーが安いので気楽に使えるという。ただ絶対にぼられたりしたくないというのなら、車の上に“個人”とかただ“TAXI”とだけ書いてあるタクシーはやめたほうがいいかもしれない、ということだった。それらが全部悪いというわけではないが、会社名が書いてあるタクシーのほうが、より安心だというのだ。とにかく、台湾はタクシー代がすごく安いので、足代わりに使えて便利ということであった。
最後に、友人は台北に行くなら買ってきて欲しいものがあると言った。なんでも台北駅の近くの安いお店が集まった市場の中にある靴屋さんで、ハンドメイドの刺繍がしてあるスリッパみたいな中国風の靴がほしいというのだ。
スリッパみたいに気楽に履けて、小学校の授業参観みたいなときに重宝しているらしく、とても安くてかわいいのでもっと買ってくれば良かったと後悔していたというのだ。そして台北駅の近くのその市場にあるお店が一番安く、そこで2~3足買ってきてほしいという頼みだった。
そこの市場はフルーツや食べ物のお店も色々あり、安くておいしいお店が多いという。雑多な市場で、そこに狭くて今にもつぶれそうな靴屋さんがあるというのだ。靴が店先にうずたかく積み上げられていて、市場の場所さえわかれば靴屋もすぐわかるだろうという。とりあえず靴屋さんの名前を教えてもらい、友人は名刺も持っているというので、それも写メールであとで送ってもらった。
友人がほしがっていたタイプの靴は、1足70元くらいだという(そのときのレートで210~280円くらい)。そんなに安くてかわいい靴なら、私もぜひともお土産にしようと思いながら話を聞いていた。
あとは両替のことも聞いた。彼女の旦那さんは今でも仕事でちょくちょく台湾に行くらしく、その旦那さんのアドバイスで、両替は台湾に着いたら空港でするのが一番レートが良いとのことだった。ホテルや銀行などでは手数料がけっこう高いらしい。これもありがたい情報だ。
そうそう、あと台湾は日本語をしゃべれる人がかなり多いらしい。それも久しぶりの海外旅行で、しかも子連れ旅行には嬉しい話だ。公用語は北京語だという。すると友人は「そうだ。たび猫なら北京語しゃべれるから大丈夫だね♪」なんて言っていた。それはもちろん彼女の大いなる勘違いである。
というのも、私たち二人は大学時代、第二外国語が中国語だったことに加え、私は社会人になっても中国語を勉強していたのを彼女は知っている。だからもう当然私が中国語をぺらぺらしゃべれると思っているのであった(汗)。
たしかに今でも私は子育ての暇を見つけては、ほそぼそと中国語の勉強を続けているのだが、それは決してぺらぺらとしゃべれるようになるレベルのものではなく、あくまでも知っている単語を一つでも多く忘れないようにするためというレベルの勉強である。まあ、願わくば台湾に行って、少しでも実地の会話の練習ができればいいなという望みは持っていたが。
あとは彼女によると、やはり台湾はかなり親日家の国であるとのこと。私たちから見れば、台湾人も日本人も見た目は同じに見えるが、台湾人からすれば日本人というのはすぐに見分けがつくらしい。そして日本人にはとても親切だし、台湾人からすると日本人の赤ちゃんというのはとてもかわいく見えるらしく、彼女も子どもを連れて歩いていると、見知らぬ町の人がすごくかわいがってくれたという。なんだか嬉しい話だ。
もちろん場所によっては日本人の旅行者と見ると、ぼってくるような人もいるみたいで、注意も必要らしいが、それはどこの国に行っても少なからずあることである。とにかく親日家の国なので、日本人にとっては旅行のしやすい国らしい。
こんな感じで1時間以上話し(でも半分以上は台湾の話ではなく、どうでもいいようなおしゃべりだったが)、「ふむふむ」と友人の言っていたことをあれこれ忙しくメモを取り、満足して電話を切った。よし、これでもう完璧!とその時はいっぱしの台湾通のような気持ちになったが、なんと間抜けな私はその大事なメモを家に忘れて、台湾旅行に旅立ってしまったのであった・・・。なんのためのメモだったのか・・・。
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