到着ロビーを出ると、10年位前に来た時と同じ光景が目の前に広がり、「ああ、そういえばこんな感じだった」と懐かしくなった。手すりに沿ってたくさんの人が並んでいる。みんな出迎えの人なのだろうか。熱気を感じる。ツアー客を待っているガイドさんの姿もすごく多い。私たちも一応ツアーなので、AVAツアーのガイドさんを探す。事前にもらったパンフレットに、オレンジ色のベストを着ていると書いてあったのでオレンジ色を探すと、すぐに若いきれいな女性の姿が見つかった。
向こうもすぐ気づいたみたいで、日本語でしゃべりかけられ、無事ガイドさんと落ち合うことができた。この時にふと思い出したのだが、10年くらい前に台北に来た時も、やはり今回と同じような安いフリーのツアーだった。その時もこのように空港からホテルへの送迎がついていて、そのときのガイドさんは坂上次郎にそっくりのおじさんだったことを突然思い出したのだ。今回はすらりとした美人ガイドさん。正反対だ。今までぜんぜん覚えていなくても、変なことで記憶がよみがえるものだ。
私たちは入国審査を優遇されたお陰でやはり一番早く降りて来たみたいだ。他のお客さんがまだなのでもうちょっとロビーで待っててほしいとのことだった。
多くの人でごった返すロビーでしばらく他のツアー客を待った。その間に息子のおむつを交換しておこうと思って近くを見たが、残念ながらトイレはあったもののオムツ交換台がなかったためあきらめた。
しばらくして、ガイドさんが「人数が揃いました」とやってきた。ツアーといっても、私たち家族の他に中年のご夫婦2人だけ。とても感じのいい、ちょっとお上品なご夫婦だった。バスに乗るまで色々話しながら歩いたけど、世界中を旅行しているみたいで、とても旅慣れた感じのご夫婦だった。
空港の出口のところを通りかかったら、ちょうどトイレがあったので、申し訳ないがここで息子のオムツを換えさせてもらおうと思いガイドさんに申し出たら、その若いガイドさんはあっさりと「オムツならバスの中で換えればいいです」と言う。「え、本当にそんなのでいいのかな」と思ったけど、面倒だったので私たちも言うとおりにすることにした。日本だとバスの中でオムツ交換するなんて、すごーく嫌がられそうだけど、さすが台湾、南国の気風なのか、すごくおおらかな気がする。あっさりとその言葉に甘える私たちも私たちなのだが。
空港建物から出るとすぐ目の前にツアーのバスが待っていた。が、バスといっても普通のワゴン車だ。この人数ならそれもそうかと納得。ツアーらしくないこじんまりとした一団で、一路台北市内を目指した。
バスに乗り込んですぐ、息子のオムツを換えさせてもらった。幸い一緒だったご夫婦は同じくらいのお孫さんがいるらしく、こういうことも嫌な顔一つ見せず、ニコニコと孫を見るように見守ってくれた。そしてガイドさんはすごく若く見えたけど、どうやらガイドさん自身も同じくらいの息子を持つらしく、このようにおおらかな態度をとるみたいだ。
ただ運が悪いことに今日は珍しくおしっこの量が多かったらしく、オムツだけでなくズボンまでおしっこが漏れてしまっていた。飛行機に乗る前に換えておいたのに・・・。旅行中は着替えをあまり持っていないので、やはりこまめに換えることが必要だとつくづく思った。
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