食後なのに、今日もまたあの餃子屋さんへ寄った。今日は夫が焼き餃子が食べたいと言ったので。でも息子が疲れてごねていたので、今日はホテルに持って帰って食べることにした。
お店に行くと、今日もまた同じおばさんがいた。さすがに3日連続で来たので覚えていたみたいで、すぐに日本語メニューを出してくれた。おばさんと中国語、英語を交えて色々聞きながら注文した。
私たちが話していると、おばさんの横に若いお兄さんが立っていて、こちらをニコニコしてみている。どうも会話に入りたそうだと思っていたら、そのうち日本語で「私は大学生です」と話しかけてきた。どうやら日本語を学んでいるみたいで、日本人の私と話したかったらしいのだ。そこからしばらく3人で話をした。私もここぞとばかりに、「私は中国語を勉強しています」なんて中国語で話したり、知っている中国語を少し交えて話したりした。
中国語初心者の私は、自分の知っている中国語がちょっとでも通じると、すごく嬉しくなる。だが、同時に「ああ、もっとちゃんと勉強しておくべきだった」と後悔もする。ヨーロッパなどの海外へ行くと、いつも英語をもっとちゃんとやっておくべきだったと後悔するが、同じである。
最後におばさんとお兄さんに、「私たちは明日日本に帰ります。台湾にはまた来ます」というようなことを言って帰ることにした。ほんのちょっとの間だけど、またここでも台湾の人と話すことができ、とても楽しかった。
ここのお店で韮餃子5個と韓国風餃子5個を買い、近くのセブンイレブンでビールやお茶などを買って、ホテルでゆっくり食べることにした。
なお、ここで台湾のビールと日本のジャスミン茶のペットボトルを買ったのだが、ビールよりもジャスミン茶の方が高かったのでびっくりした。日本からの輸入品はとても高いみたいだ。
ところで、台湾の人はなんでも甘めのものを好むらしく、ペットボトルのお茶などもへたすると甘かったりするので、買うとき注意が必要だ。1日目に買ったペットボトルのウーロン茶も甘かったし、ガイドさんもそう話していた。それ以来コンビニでお茶を買うとき、いちいち成分を見ながら買うことにした。もしかしたら甘くないお茶のほうが少ないのではないかと思うほど、台湾では甘いお茶が多かった。
ホテルのすぐ近くのパン屋さんでも、ケーキを買って帰る。今日は茶色いチョコレートケーキっぽいのを買った。夕べ夫に全部食べられて悔しかったので、今日はちゃんと味わおうと思う。ホテルに帰り、ほっと一息つきながら、買ってきた餃子とビールを味わった。餃子は箱に入れられていたので、しんなりしてしまい、やはり昨日お店で食べた時のぱりぱりのおいしさはなく、ちょっと残念だった。やっぱり焼き立てをその場で食べるに限る。
それとケーキも食べてみた。ふわふわのココア風味のケーキだった。中にクリームがたっぷり入っていて、昔どこかで食べた懐かしいおいしさのケーキだった。絶対にどこかで食べたことがあってよく知っていると思われる味なのだが、どこで食べたのかどうしても思い出せない。いったい何のケーキに似ていたのだろう。今でも思い出せそうで思い出せず、気になっている。
こうして最後の夜も終わりに近づいた。明日はもう帰らなければならないかと思うと、やっぱり寂しい。短期間の旅行だと、慣れたころに帰らなければならないのが残念だ。それにまだ行ってみたいところもたくさんある。食べたいものだってそれこそ山ほどあるのだ。
台湾は日本から近いし、日本語はよく通じるしご飯がとにかく安くておいしい。それに親日の国であるといわれているし治安だっていい。日本人の私にとって本当に居心地の良いところだった。今までは子連れ海外旅行といえば、手軽にグアムやサイパンがいいだろうと思っていたが、台湾はそれに勝るとも劣らない。絶対にまた来よう、それも近いうちに・・・と思う私たちであった。
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