先ほどの、基山街と豎崎路の交差する角まで戻った。豎崎路は山の斜面を降りる道なので、ものすごく急な階段道だった。そしてこの路地の両側にも建物がぎっしりと立ち並んでいる。
下り始めてすぐに、映画“悲情城市”の撮影場所となった所があった。ここは有名なところらしい。というかたぶん、この映画の撮影のせいで九份(きゅうふん)が有名な町になったのだと思われる。
なるほどそのあたりから階段の上を眺めると、何ともいえない妖しげな魅力的な光景だった。エキゾチックというのともまたちょっと違った、どこか現実離れした賑やかさというのだろうか。
道後温泉本館を見たときも思ったけど、ここもまさに『千と千尋の~』の世界を思わせる妖しい世界だった。宮崎駿男さんがここに来てインスピレーションが沸いたとしても不思議ではない、そんな光景だった。
この辺も食べ物屋さんやお土産屋さんで賑やかだった。私たちはスイーツでお腹いっぱいだったので、景色を眺め、写真を撮りながらゆっくり下っていった。それにしてもここの階段はめちゃめちゃ急で、ベビーカーを肩に担ぎながら降りるのが大変なくらいだ。
足腰の弱い人には、この町の観光はちょっと無理だろうと思うほどの急な階段道だった。
この坂道を下りている途中、なぜかカラオケの大音量が聞こえてきたところがあった。が、まわりを見回してもカラオケボックスらしきお店やスナックみたいなところはない。音が聞こえてくると思しきところは、ほったて小屋のような小さな建物だ。いったいだれがカラオケをしているのだろうとすごく気になったが、結局わからず仕舞いで終わってしまった。謎だ。
しばらくすると、大きな道に出る。来るときにバスが通ってきた道のどこかに出たみたいだ。そこからバス停はすぐだったのでバス停に向かおうとしたら、ちょうどバスがやってきた。が、バスはすごく混んでいたのでそれは見送って次のバスに乗ることにした。
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