再びMRTに乗って忠孝復興駅に行き、SOGOに向かった。
今日こそはここの鼎泰豊(ディンタイフォン)でお昼を食べたかったのだ。鼎泰豊はとても有名なお店で、日本でもたしか新宿の高島屋にも入っているはず。でもせっかくだから本場の台湾で食べたい。きっと値段もこっちのほうが安いだろう。
SOGOは広くてきれいだったが、平日だからか心配になるほどお客さんが少ない。しかし、鼎泰豊が入っている地下に降りてみると、さすがに鼎泰豊のところにはたくさんの人が行列をつくって待っていた。
入り口の受け付けのところに若くてきれいなお姉さんがいて、そこに行くと日本語で「67番です」と言われ、メニューと注文を記入する紙を渡された。順番が来ると番号で呼ばれるみたいで、順番を待っている間に料理を選んでおくらしい。人気店なだけあり、効率的。お店もすごくきれいだし、スタッフも洗練されたきれいな人ばかり。さすが有名店である。
しばらく待たなければならなそうだったので、夫だけを残しその間に4階にある授乳室に行き、授乳してくることにした。授乳室の雰囲気や設備は日本のものと変わらない。授乳とオムツ換えを済ませ、急いで地下に戻った。
お店に戻るとすでに夫は席に通されたあとだったので、私たちも急いで席に向かう。お店の中のスタッフも、当然のように日本語が話せ、対応もすごく細やかなものだった。席のすぐ近くには荷物を入れる籠も用意されているし、子ども用の椅子や食器もすかさず用意してくれる。スタッフの対応もとても親切で感じが良く、日本並みのサービスの良さであった。
しかもスタッフの日本語もかなり丁寧だ。「失礼します。お茶はいかがですか?」などと日本の店員なみの敬語をぺらぺら話すので、笑えるほどであった。つくづく台湾の人は日本語を話せる人が多いなと驚くのであった。
念願の鼎泰豊で、小籠包、ちまき、肉まん、排骨麺、餃子、シュウマイ、ビールを頼んだ。
そしてそのどれもが本当に絶品!!小籠包、肉まん、餃子は肉汁がジュワーっと出てきて、もう幸せなおいしさ。特に肉まんは、これまで食べた肉まんの中で一番おいしかった。
ちまきは中に角煮みたいな柔らかいお肉がはいっている。甘みのある味付けで感動的なおいしさだ。息子はこれが特においしかったみたいで、本当によく食べていた。
排骨麺はうどんみたいな麺で、大きなスペアリブみたいな豚肉がのっている。なのに驚くほどあっさりしていてしつこくない。息子はこれもよく食べていた。
どれも日本で普段口にするようなものとは別物のようにおいしく、あっという間に全て平らげてしまった。さすがに今まで食べたどのお店よりも値段が高かったが、それでも全部で891元(3000円くらい)で、東京の都心では考えられないほど安い。料理の味、お店の雰囲気、スタッフの対応のどれも大満足で、滞在中にもう一度来たいくらいだ。
ところでこのお店では、ガラス越しに小籠包を作っているところを見ることができる。見事な早さで、どんどんショウロンポウを作っていく。ひっきりなしにお客さんが入ってくるので、いくら作っても足りないのだろう。作業を見ているのもけっこう楽しかった。
お店を出ると、息子はデパート内のエスカレーターに乗って遊びだしてしまった。息子はエスカレーターに乗るのが大好きで、普段も見つけると乗りたがるのだ。幸いデパートはお客さんが少ないので、しばらくエスカレーターで何往復もして、息子が満足するまで遊ばせた。それにしてもだいぶ上手に安定して乗れるようになったものだと、変なところで感心してしまった。
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