窓の外を眺めると、けっこう暗くなってきていた。
でもその辺はかなり賑やか。危なそうな雰囲気はちっともないので、安心して出かける。
しばらくは車の往来の激しい大通り沿いを歩くので、息子はバギーに乗せることにした。人通りも多いので、息子を歩かせるのが怖かったからだ。普段はバギーにあまり乗りたがらず自分で歩きたがる息子だが、今日はいつもと違う雰囲気を感じ取ったのかそれほど嫌がらずあっさりと乗ってくれた。やはり見知らぬ土地ということを子どもながらにわかっているみたいだ。
総統府や二二八和平公園のほうに行くには、ホテルの目の前を走っている大通りを横切り、さらに歩かなければならない。大通りを横切るには先ほどの地下街を抜けて行くことができそうなので、また地下に降りることにした。地下街に行く入り口はけっこうあちこちあるのだが、エレベーターがある出入り口は少ない。探すのに苦労し、やっとのことで反対側に出た。けっこう時間がかかった。
時間をかけて反対側に渡り、今度はその大通りから無数に伸びているちょっと細い道路の一つに適当に入って、まずは二二八和平公園を目指した。ホテルからだと公園のほうが近かったのだ。
大通り沿いにスタバがあり、スタバのある角を入っていったら、大通りとはまったく違う雰囲気の通りだった。ホテルや駅などがある大通りは、いかにも大都会といった雰囲気の賑やかさだったけど、こちらの通りは小さな食堂や地元のお店などが賑わう、また違った活気のあふれた通りだ。いかにも中国や台湾と言った雰囲気の漂う通りで、外国の町に来たという思いを強くさせてくれる通りだった。
歩いているとさらに細い路地がいくつも交差しており、そこから車などがびゅんびゅん出てくるので、油断ならない。人通りも激しいので、バギーを押しながら緊張して歩いた。そんな親の苦労も知らず、歩いているうちに息子はバギーに乗ったまま、ぐっすり眠ってしまった。
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