12時半頃には空港に着いてしまったので、14時半の飛行機までまだまだ時間がある。チェックインの手続きも終わったので(ここでも子連れのため優先してくれた!)、空いているベンチに座って買ってきた台湾の駅弁を食べることにした。
ご飯の上に厚い大きな豚肉と高菜、しなちくみたいなもの、それに湯葉みたいなものがのっかっていた。さすがに、冷めていたし豚肉も固く、錦糸町のお店で作りたてを食べたときみたいなおいしさはなかった。でも本場の駅弁を食べられて、満足ではあった。
それよりもペットボトルの阿里山の緑茶がおいしくて感動した。さすが名産地のお茶である。ペットボトルでもすごくおいしかった。
それから、私たちはさらに2階にあるフードコートみたいなところへ向かった。まだ台湾の元もあまっていたし、お腹にも余裕があったので、最後にここでも台湾料理を食べておこうと思ったのだ。
フードコートみたいに真ん中にたくさん席があり、いくつかのお店が周りを囲んでいる。台湾料理からパン屋、ファーストフードまで様々なお店があった。私はここで牛肉麺、夫はビーフンを頼んだ。空港なので、今までの値段からするとものすごく高い。牛肉麺は200元(680円)、ビーフンは180元もした。それでも日本の食堂並の値段だが。
牛肉麺は、これまで台湾で食べたどの麺よりもこってりして味も濃かったが、お肉がやわらかくすごくおいしかった。付け合せのなんだかよくわからないものもそれなりにけっこうおいしい。ビーフンもなかなかいけた。
これでやっと満足し、いよいよ出国審査を受けて中に入ることにした。まずはセキュリティゲートの所に行くと、台湾では子持ちだろうとなんだろうと1本のペットボトルも機内には持ち込み不可だといわれた(預ければOK)。日本の場合、100ml以下で透明なビニールジッパーに入っていればOKとかあったけど、全部だめみたいだ。ペットボトルを処分し、中に入る。
中に入って、搭乗ゲートに向かったが、到着ロビーにくらべ、こちらのほうがすごくきれいで新しく感じた。まるで違う空港のようだ。広さもかなりある。
中の売店で買い物なんかをしていたら、時間ぎりぎりになってしまい、搭乗ゲートに走っていくのが大変だったほどだ。
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