自分たちがどこにいるのかわからなかったので、しばらく立ち止まり地図で確認し、それから次の目的地である“万年百貨”というビルに向かって歩き出した。万年百貨は、西門町という繁華街にあり、先ほどの城中市場からそれほど遠くなさそうなので、そのまま歩いていくことにした。
西門町は哈日族という日本大好き人間が多く集まる町で、若者で賑わう町みたいだ。たぶん原宿みたいな町だと思う。なお、哈日族については、哈日杏子さんという台湾人の漫画家が書いた本を読むと面白い。
そしてそんな西門町の中心部に“万年百貨”という商業ビルがあり、1階から4階がショッピングセンターになっているのだが、キャラクターグッズやプラモデル、アイドルの生写真などのマニアックな店が並んでいて、台北の「おたく」ビルになっているという。私は別に興味はなかったが、夫がぜひここに行ってみたいというので、行ってみることにしたのだ。
市場を抜けて通りを少し歩くと、大きな通り沿いに出た。そこに“鴨肉扁”という食堂があった。これはガイドブックに載っているお店で、有名なガチョウ料理専門店だという。私が目星をつけておいたお店だったのだ。でも、初日のガイドさんに「このお店はおいしいですか?」と尋ねたら、首をひねり「うーん、ちょっと生々しく感じるかも」と言い、あまりお勧めの様子がなかったので、そこはとりあえず素通りした。
その“鴨肉扁”というお店の角から伸びている、賑やかな道に入る。この辺が若者の集う西門町らしく、なるほど原宿みたいな雰囲気の賑やかな通りだった。
夜だというのに人も多い。両側に若者向けのお店が立ち並び、音楽もがんがん鳴り響いていて刺激的な町だ。ここ数年、こういうところからすっかり遠ざかっていた私たちであったが、久しぶりにこういうところにくると、この刺激がけっこう楽しく感じられた。
万年百貨に行くには、途中で左に曲がらなければならなかったのに、うっかり行き過ぎてしまったみたいだったので、映画館街みたいなところまで行ってからまた少し戻った。そしてそれらしき道を曲がり、やっと“万年百貨”という目当てのビルにたどり着いたのであった。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > たび猫の台湾旅行記2008 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
たび猫の台湾旅行記2008