ふざけながら歩く息子のお尻をたたきながら、急いで広場の入り口まで戻った。これまでけっこうな距離を歩いているし、このだだっ広い広場も往復している。それに建物の階段も登り降りもきいていて、けっこう疲れていた。気がついたら時間も10時20分近くになっていた。ガイドさんは10時40分にホテルに迎えに来るといっていたので、急いでタクシーを拾って帰らなければならない。
広場の入り口ではなぜか、反政府活動みたいなことをやっていた。というかなんだかよくわからないのだが、いくつかテントや屋台みたいなのが出ていて、その中に反社会的だと思われる人たちのポスターが貼られたりしていたのだ。
かといって、何か抗議活動やデモをしているわけでもなく、人が多く集まっているわけでもない。よくわからなかったけど、なんとなく怖いのであまりそちらは見ないようにして通り過ぎた。
すぐタクシーをつかまえ、ホテルへ戻る。台湾民主紀念館からホテルまでタクシーでは数分であった。けっこう近いみたいだ。タクシーを降り、夫と息子には先に部屋に戻ってもらい、私はそのまま台北駅へ走った。なぜかというと最後に駅弁を買いたかったからだ。
台北駅の売店では、駅弁を売っている。台湾では“便當”と言うらしい。台北駅でこの駅弁を見て思い出したのだが、私は息子を妊娠中、錦糸町にある台湾料理のお店で、この駅弁を食べたことがあったのだった。
食通の私の姉が、どこかでこのお店のことを調べてきて、台湾の駅弁を食べに行こうと言い、一緒に食べに行ったのだ。錦糸町にある“台湾厨房 劉の店”というお店。このお店は本格的な台湾料理のお店らしく、食材は台湾から直輸入しているという。この錦糸町のお店で食べた駅弁は、大きな豚肉がのっている排骨飯(スペアリブみたいなお肉がのったご飯)で、すごくおいしかった。
そして台湾に来た初日、台北駅でその排骨飯の駅弁を売っているのを発見し、突然記憶がよみがえった。「あ!これ食べたことがある!!」と。これはぜひ本場のものを食べるしかないと思い、絶対に帰りに買って食べようと思っていたのだ。
だから帰りのバスに乗る前に台北駅に走り、売店でその駅弁を1つ買った。1つ60元(200円くらい)。ついでにペットボトルの緑茶も買う。これは1本20元。阿里山のお茶という台湾では有名なお茶だ。
それから急いでホテルに戻り、夫たちと合流してチェックアウトを済ませた。ガイドさんが迎えに来る予定時間のぎりぎりだった。
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