“大和ミュージアム”は、軍港として栄えた呉の歴史や戦艦大和に関する資料を展示してある博物館で、呉で建造された戦艦大和の1/10の模型があるので有名だ。
“てつのくじら館”にくらべ、大きくてモダンな雰囲気の博物館で、たくさんの人で賑わっていた。
こちらは入場料500円。すごく広そうなので、計画的に周ったほうが良さそうだ。でも私たちはこの時点であまり時間がなかったので、見られるところだけをぱっぱっと見ることに。
まずは入ってすぐのところにある「呉の歴史」展示室を見る。その名の通り、呉の歴史が模型や資料などとともに展示されている。これは日本の近代史とも重なり、わかりやすくけっこう面白かった。息子は路面電車の模型がとても気に入り、何度の何度もそこに戻ってはかじりつくように見ていた。
戦艦大和に乗っていた乗組員の遺族たちの証言VTRが見られるコーナーもあった。このVTRを見ていたら、遺族のリアルな悲しみが伝わり、切なくて泣けてきた。特に自分が子どもを持ってから、自分の息子と重なるため、以前よりもこういうことが切実に感じられる。
そのうち興奮しすぎた息子が、展示室で転び、手すりにあごを強くぶつけて大泣き。見学どころではなくなってしまった。仕方なく展示室を出て、ガラス張りで海が見えるところに置いてあるベンチでこっそりオッパイをあげていたら、疲れていたみたいでぐっすり眠ってしまった。
私は息子を抱っこしていたので、その間に夫は駆け足でそのほかのところを見学してきた。夫によると、大型資料展示室ではゼロ戦や魚雷などの実物が展示されていたらしい。
また3階の展示室「船をつくる技術」では、船を中心とした科学技術の原理を遊びながら学べるコーナーなど、色々体験できるコーナーもあったみたいだ。
でももうすでにバスの時間がせまっていたので、私はその他の見学はあきらめる。ここはかなり展示物が充実してたみたいなので、もっと時間に余裕を持って来るべきだった。私たちは結局ほんの一部しか見られなかった。残念。でも巨大な戦艦大和の模型は見られたので、とりあえず満足して帰ることにした。
ミュージアムの庭には、海を眺めながら食べられるおしゃれなカフェもあった。せめてここでお昼だけでも食べていこうかと思い中に入ってみたが、食事が出てくるのにそれなりに時間がかかるというのでやっぱりやめる。おいしそうなカレーなどあったので、残念だった。
13時半頃ミュージアムを出て、呉駅に向かった。ところで私たちは普通の道を通って帰ったのだが、駅にもうすぐ着くというところで、駅から先ほどの大和ミュージアムの方角に向かって伸びている長い陸橋があることに気がついた。
「もしかして・・・」と思い、その陸橋をよくよく調べてみたら、なんと呉駅の改札を出てすぐのところにあったコインロッカーのところから、大和ミュージアムのところにあるショッピングセンター“ゆめタウン呉”まで陸橋は続いていたらしい。これを使っていたら迷うこともなく、それにすごく早く行けたはず。もっと目立つところにわかりやすい表示をしてほしいと思った(あったのかもしれないが・・・)。
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