海の近くまで来ると、くじらのような形をした大きな潜水艦が見えた。どうやらあれが“てつのくじら館”らしい。
“てつのくじら館”は“大和ミュージアム”と向かい合っていた。そして近くには大きなショッピングセンター“ゆめタウン呉”というのもあった。
このショッピングセンターのスーパーで、息子のおやつのジュースなどを買ってから、まずは“てつのくじら館”から入ってみることにした。
“てつのくじら館”は、海上自衛隊呉資料館ということで、入場は無料である。本館とその横にある、遠くからでも見えるあの巨大なくじらのような潜水艦「あきしお」から成っていて、両方見学できる。本館では海上自衛隊の歴史や活動内容を紹介しており、「あきしお」のほうは、実際に本物の潜水艦の中を見学できるのだ。
まずは本館の方から見学。海上自衛隊の活動内容や実際に使われている装具なども展示されている。機雷や機雷を除去する掃海なども。こういうもの、初めて見た。「へぇ~、こういうものなんだ」と感心しながら見る。
そして3階には潜水艦の館内の様子が再現されていて、これがけっこう興味深い。館内のベッドとかトイレの様子とか・・・。
ベッドは実際に横になったりすることもできる。かなり狭い。私でも狭く感じるのだろうから、男の隊員さんは大変だ。
食堂の様子にはちょっとびっくり。こんなところで何日もご飯を食べることになったら気が狂いそうだ、と思うような過酷な環境だった。
今までまったく知らなかった海上自衛隊の実際。私たちが見たのは、ほんの一部なんだろうけど、それでも海上自衛隊の方々の苦労を初めて知ることができた。素直に、日本のためにありがとうございます、という気持ちになった。
そしていよいよ3階部分から、隣にある「あきしお」の中に入る。息子は大喜び。「あきしお」は昭和60年に進水し、平成16年に役目を終え、ここに展示されている。バギーは潜水艦の入り口で預かってくれた。
実際に入ってみると、外から見るととても巨大なくじらの潜水艦だが、中は思ったよりも狭かった。というか機械類がぎっしり並んでいるため、通路とかがすごく狭いのだ。
こんな中で活動するなんて、本当に大変なことだ。自衛隊の任務って、想像以上にストレスの強いものだと思った。
操舵室みたいなところに行く。ここにはボランティアのおじさんがいて、質問とかすれば色々教えてくれる。実際に潜望鏡を覗いて呉の港を見たりすることもできた。そこら中機械類ばかりで、まさにアニメや映画で見たことのあるような光景だった。
息子は怖がるかと思いきや、珍しい設備に大喜び。こういうところに喜ぶところ、さすが男の子だと思う。私はぐるりと一周してそのまますぐ本館に戻ったが、息子は「もう一度見たい」と言って、夫と2人で2回も見学に行ったほどだ。
これでてつのくじら館の見学は終わり。次は向かいにある“大和ミュージアム”に行く。
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