買い物も済ませ、いよいよ今日もお宿に向かうことにした。今日は松江市内にある旅館、“てんてん手毬”というところに泊まるのだ。これは姉のチョイスである。
デパートを出て旅館に向かったが、あっという間に着いた。宍道湖のすぐほとりにあり、こじんまりした旅館だった。
玄関を入ると若い仲居さんが出迎えてくれた。というかここは若くてかわいらしい感じの仲居さんばかりの旅館だった。みんなかわいらしい着物っぽい衣装を着ている。建物内部も和風でまとめられていて、和風のアットホームな感じの旅館である。
まずはロビーのソファでゆっくりくつろぎ、抹茶のサービスを受ける。松江は抹茶が名産だが、ここで抹茶を点てる体験をさせてくれるのだ。でももちろん希望すれば、自分で点てずに点てたのを持ってきてもらうこともできる。私と姉と母は疲れていて面倒くさかったので点ててもらったものをもらい、夫と姉の夫の男二人のみ自分で点てるほうを選んだ(普通反対だろう)。
ここで旅館の仲居さんにやってもらった抹茶と、素人男二人が点てた抹茶をくらべてみて、違いが歴然としていてびっくりした。泡の立ち方がまったく違うのだ。きめ細かさが違う。
特に夫の抹茶はまったく泡だっていない。しかも抹茶の粉のだままである。どうやったらこうなるんだろうというくらいお粗末なものだった。私の家ではお茶をミルミキサーにかけて、抹茶のようにお湯をそそいで飲んでいるのだが、これだったら家で飲むお茶と同じではないかというほどであった。仲居さんもちょっと困った様子で苦笑いしていた。
そんな感じでお茶で一服した後、女性陣は今度は好きな浴衣を選ぶ。これもサービスで、かなりたくさんの種類のかわいい浴衣があり、本当にどれにしようか迷ってしまった。結局私は普段着ないような赤のかわいらしい感じの浴衣にした。
次に、部屋で使うお香やマニキュアのサービスまであるので、姉と楽しくあれこれ選んだ。マニキュアも嬉しいけど、好きなお香を部屋でたけるというのも嬉しいサービスだ。
建物はそれほど新しくないが、廊下は全部畳み敷きになっていたり、和風のインテリアがあちこちに飾られていたり、全体的に温かみのある雰囲気で私はすごく好きだ。まず先に姉家族の部屋に案内され、次に私たちの家族の部屋へ案内された。この宿では、母は姉たち家族と一緒の部屋で、私たちは3人で一つの部屋だ。
私たちの部屋は姉たちの部屋とちょっと離れており、廊下も曲がりくねったところにあったので、もしかしたら新しく付け足した建物にある部屋なのかもしれない。というのも、姉たちの部屋よりも広くて新しい感じがしたからだ。しかも窓のすぐ外には宍道湖が広がり、眺めもすごく良い。旅行気分満点の部屋だった。姉たちの部屋からも宍道湖は見えるのだが、こちらの部屋のほうが良い、と後から見に来た姉たちもぼやいていた。
夕食は18時からでまだ時間があり、ぜひともその辺をぶらぶら散歩でもしてきたかったのだが、風邪の症状がまたひどくなり、だるくてだるくて仕方がなかったので、そのまま部屋でだらだら過ごした。本当なら旅館のすぐ目の前にある宍道湖のまわりでも散歩したかったところだ。残念。
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