たび猫の島根・鳥取旅行記

旅行2日目

松江城

 9時頃チェックアウトし、まずは松江城へ向かって出発した。何度も言うようだけど、今回は車の移動なので、本当に楽だった。しかも姉の夫が運転してくれているので、私たちはただ乗っているだけ。荷物を自分たちで持って移動するわけではないので、とても快適だ。

 でもその分、自分たちの足で町のあちこちを歩いていないので、地理はやっぱり頭に入りにくい。松江駅前のホテルから、松江城はどの辺の位置にあたるのかとかまったくわからないまま、気づいたら松江城に着いてしまった。その点はちょっと残念でもある。

 松江城はとても立派なお城だった。しかも周りには昔ながらの雰囲気を残した町並みが残っており、お城とあわせてとてもよかった。このように昔風の建物が残った町並みというのは、日本ではなかなかお目にかかれないので、貴重だと思う。

 駐車場に車を置き、受け付けみたいなところを通る。そこでボランティアのガイドさんがいるということを聞き、せっかくだからガイドを頼むことにした。

 私達家族についてくれたのは、中年の女性のかただった。とても気さくな感じの方で、最初から色々おしゃべりしながら歩いた。歴史に詳しくおしゃべり好きで、こういう仕事が天職といった感じの方だ。

 見上げるような形で建っているお城に向かって、道をどんどん登っていく。だいたいこういうところはどこも砂利道になっているが、この道もやはり砂利道で、息子は案の定その砂利で遊びだした。小さな石でじゃらじゃら遊ぶのが大好きなのである。

 姉家族と母はガイドのおばさんと話しながらどんどん歩いていってしまったが、うちの息子だけは座り込んで砂利をつかんだり放り投げたりしていっこうに前に進まない。だから私はガイドさんの近くにいなかったので、最初の頃はぜんぜんお城の説明を聞けず残念だった。

 それにしてもここのお城は敷地も広く、駐車場のところの受け付けからお城の入り口にたどり着くまでけっこう距離があった。樹齢350年くらいの貫禄のある楠木が何本もあったり、貫禄というか歴史を感じさせる。今までいくつかのお城に行ったが、お城によって規模とか雰囲気とかけっこう違うので、やはりこういうところに藩の力があらわれるのだろうか、などと考えながら歩いた。

 ガイドさんがお城の建物の中にはトイレがないので、入る前に行っておいたほうがいいというので、お城のすぐ近くにあるトイレに入って用を済ませてからいよいよ中に入った。

 お城の建物は下部が石垣になっていて、その上に建物がのっている。入り口はその石垣の部分にあるので、入り口は地下1階にあるような感じだ。1階は石垣のところなので、窓がなく閉め切った空間だ。この1階部分には井戸もあった。もちろん今は使われていないので、金網が張ってある。

 ガイドさんの説明によると、このお城は大阪の陣の前に作られたので、兵糧攻めに対抗できるようこの井戸が作られたのだという。外部とつながっているのではないかとも言われていたらしいが、近年調査したところ外部とはつながっておらず、純粋の井戸だったらしい。

 ガイドさんに色々聞きながら、急な階段を上に登っていく。お城の柱や構造のことから展示物のことまで、面白い話を色々してくれるし、私たちもそれぞれ疑問に思ったことなどをすぐ聞けるので、このボランティアのガイドさん制度はとても役に立った。

 私たちの担当のガイドさんは、ボランティアをやるだけありとても歴史に詳しく、疑問に思ったことにはなんでも答えてくれたし、雑学系のネタもたくさん持っていて、ずっと私たち一行を楽しませてくれたのだ。

 私もここぞとばかりに、今まで疑問に思っていたことをこの際だからガイドさんに色々聞いた。私の場合、お城とは関係ないことばかりだったけど、そういうことにもガイドさんは色々答えてくれた。

 まずは、出雲といえばよく「八雲たつ~」という言葉を聞くけど(これは確か古事記の中の歌に由来している)、これはやはり出雲の空の雲が特徴的なくらいきれいだからこそ、歌われた歌であり、そこから出雲という知名になったのだろうかということを聞いた。

 ガイドさん曰く、雲が特徴的かどうか、そしてそこから地名が来たかどうかはわからないけど、やはり出雲は雲が多い地域だという。それは日本海に面していて暖流が流れているから雲が出来やすいのではないのかということだった。昨日私たちが出雲に来たとき、なかなか見られないほどきれいで立派な雲が空に浮かんでいた。それを見て、私はその思いをますます強くしていたのだ。

 結局、出雲の地名が雲から来たのかどうかはよくわからなかったけど、どことなく神秘的なものを秘めている出雲だから、こういうことをあれこれ考えるのは楽しかったりするので、それはそれでよしとすることにした。

 それと出雲に関連する小泉八雲(やくも)のことも聞いた。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの八雲はこの「八雲たつ」という出雲に関する言葉から取ったのではないかとガイドさんに聞いたところ、やはりそうだということだった(ハーン→ハウン→八雲)。

 しかも私がその質問をしたら、ガイドさんはものすごく嬉しそうな顔をして、「よくぞ聞いてくれた!!」といわんばかりであった。やはり島根の人は、小泉八雲に対する思い入れが強いみたいだ。

 ちなみにガイドさんによると、小泉八雲の長男は一雄さんと言うらしいが、これはラフカディオのカディオからカズオととってつけたらしい(ちょっと無理がある気がする^^;)。

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