空港に降り立ったときは、ちょっと肌寒く感じたが、この頃には気温もだいぶ上がり、歩いていると汗ばんでくるくらいのいい天気だった。
出雲大社のまわりは立派な木々に囲まれていて、緑がとてもきれいだ。天気がよく空気が澄んでいるせいか、それとも出雲大社という特別な場所のせいか、清浄な空気が満ちているような気がした。
しばらく歩き、いよいよ正面の大鳥居である。この鳥居は実は2つめの鳥居で、もっとずっと先に、一つ目の鳥居がある。その鳥居からこの私たちがいる鳥居までの間は、まっすぐな門前町みたいになっている。色々なお店が並んでいるし、趣のありそうな通りなのでそっちも歩いてみたかったけど、けっこう距離もあり時間がかかりそうだったので、私たちはそのまま2つ目の鳥居から神社の中に入っていくことにした。
鳥居から中はまっすぐな道が本殿まで続いているのだが、かなり距離があり、ここからは本殿は見えない。両側に立派な木々が並ぶ美しい道で、ここからすでに神聖な美しい雰囲気で満ちている。
「さあ、ここから本殿まで歩こう!」と張り切って歩き出したが、参道には玉砂利が敷いてあるので、罰当たりなことにうちの息子にとっては恰好の遊び場となってしまった。なぜかこのくらいの年頃の子どもにとって、小石とか砂利は魅力的らしく、砂利などがあると必ず座り込んで、つかんだり投げたりじゃらじゃらして遊ぶのだ。お陰でなかなか前に進まず、うちの家族だけかなり時間をかけて本殿まで進む羽目になってしまった。
それにしてもこの参道は、本当にきれいな参道だった。立派な松林が並んでいたり、とにかくすがすがしい空気で満ちているのだ。由緒ある長い歴史を持った神社というのは、長年その聖域を守られているだけあって木々なども大きくて立派だし、手入れも行き届いているし、それに人々の思いなども加わり、このような神聖な雰囲気を作っていくのだろうと思った。
参道の途中に3つ目の鳥居があり、そこをくぐりさらに進む。そして4つ目の銅鳥居を超えた目の前に、やっと拝殿や本殿があらわれるのだった。
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