一日目の宿は、JR松江駅のすぐ近くにある東急インというホテルだ。出雲から松江までは1時間くらい車でかかる。またこれからしばしのドライブだ。夕日を見たあとはどんどん日が暮れ、あっという間に辺りは薄暗くなっていった。
出雲あたりは街灯が青白いものが多く、人家がまばらなで光が少ないところを青白い光がぼんやり照らしているので、なんとなく寂しい景色のように思えた。
運転手の姉の夫には申し訳ないが、途中から眠ってしまい、気づいたら松江の駅前にある東急インに着いていた。さすがにこの辺までくると、けっこう賑やかな町並みになっていた。子どもたちも私たちもさすがにみんな疲れた様子で、部屋に直行した。
1日目の夜はビジネスホテルだったので、部屋はやはり狭い。しかも私たち家族3人と私の母が同じ部屋だったので、さらに狭苦しくなった。
私達家族は、自宅では畳みの部屋に布団をしいて寝ているし、旅行の雰囲気を味わうためにも本当は和風の旅館が良い。2泊目は旅館に泊まるのだが、その旅館は少々高いため、1日目は経費節約のためビジネスホテルにしたのだ。寝相の悪い息子がベッドから落ちないことを願うばかりだ。
というわけで、ビジネスホテルだから当然夕食はついていない。それに夕方中途半端な時間に海鮮丼を食べ、みんな特にお腹はすいていなかったけど、でもこのまま寝てしまうのもなんだかね~という感じだったので、私と夫と姉の夫の3人が代表して、近くのお店に何か食べ物を買いに行くことにした。
本当は私はこの日風邪を引いていて、夜になるにつれ風邪の症状はひどくなりホテルに着いた頃にはかなりだるかったのだが、ちょっとホテルの周りの町を散策してみたいという思いもあり、だるい体を奮い起こして出かけることにした。息子はこの頃にはうつらうつらしていたので、母に頼んで寝かしつけてもらうことにしておいてでかけた。
とりあえず道路を挟んでホテルの目の前が松江駅なので、駅の方に行ってみることにした。この道路はそれほど交通量が激しくなさそうなのだが、ちゃんと地下道が整備されていて、地下を通って駅のほうに渡れる。
駅の地下は食料品売り場があるみたいなのだが、この時間にはすでに閉店していたので、仕方なく駅にある地元のコンビニみたいなお店で買い物をした。幸い、このお店には地元のワインなどお土産になるようなものもけっこうあったので、地元のワインや食べ物、サンドイッチなどの軽食、おかし、バナナなどを買って帰った。
ホテルに戻る頃には息子は寝ているだろうと思ったら、結局私がいなくて眠れなかったみたいで、母と一緒にお風呂に入っていた。しかもそのあとみんなで私たちの部屋に集まって軽い宴会をしたのだが、息子はいつもとは違う賑やかな夜に大興奮!!狭い部屋にみんなで集まっていること自体楽しかったみたいで、姉の娘二人とベッドの上で飛んだり跳ねたりの大騒ぎ。しかも買ってきたパンやバナナやお菓子をもりもり食べ、いつもにくらべ元気百倍の息子だった。
一方私は、風邪の症状がどんどん辛くなり、だんだん上の空状態になっていった。幸い姉が風邪薬を持っていたのでそれをもらって飲み、お酒もあまり楽しめず早めに寝ることにした。
しかし寝てからも体はだるくてものすごく寝苦しく、夜中に何度も何度も目が覚めた。あまりにも寝苦しくて、寝ぼけていたこともあり、自分の体はどうにかなってしまったのではないかと不安になるほど、一日目の夜は最悪の状態で過ぎていったのだった。
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