さっきの雑貨屋さんから少し歩いたところにある、小泉八雲記念館へ行く。この記念館は小泉八雲の旧居の隣にあり、この辺りはさらに昔風の建物が美しく並んだ通りになっている。ガイドブックによると、このあたりは塩見縄手というエリアで、旧城下町の面影を色濃く残しているエリアだという。本当にその通り、通り自体がとても絵になるところだ。
小泉八雲記念館は、とてもこじんまりしていた。入館料は300円だが、松江城とこの記念館とこの近くにある武家屋敷の入場がセットになった共通券920円というものがあり、私たちはそれを買っておいた。3つとも全部まわりたい人は、この共通券がお得である。
記念館では、小泉八雲の写真や家系図、使っていた机などが展示されている。また映像でも小泉八雲の人生を簡単に紹介していたりもする。小泉八雲さんは、だいたいどの写真でも一人だけちょっと違う方向を見ていたりするので、ちょっと変わった人だったのだろうか。ここで小泉八雲について書かれた漫画本があったので、それを買う。上下それぞれ350円ずつ。
次に隣にある旧居へ入る。ここはさっきの記念館とはまた別料金で300円払う(こここそ共通券に入れてほしいが・・・)。こじんまりとした小さな家なのだが、とてもきれいな日本風の庭に囲まれていて、趣のある素敵な日本家屋だった。
それにしても、松江にくるとそこらじゅうで小泉八雲に関するものや名前を見るので、まるで小泉八雲が長年、あるいは晩年をこの松江で過ごしたのではないかと思ってしまうが、たしか1年くらいしか松江には住んでいなかったはず。それだけ小泉八雲・松江双方の思い入れが強かったということか・・・。
旧居を出たあと、同じ通りにある武家屋敷へ向かって歩く。それにしてもここの通りはとても素晴らしいと思った。昔風の建物がずっと並んでいて、その建物の中に雰囲気を壊さないようお土産屋さんやレストランが入っていたりする。反対側はお城のお堀だし、この通りを歩いているだけでも松江に来て良かったと思わせる。お土産屋さんをのぞいたりしながら、武家屋敷へ向かった。
しかし、風邪を引いていたためか武家屋敷に着いた頃には私は疲れ果ててしまい、みんなが見学している間、私は中のベンチに座ってずっと待っていた。息子も眠っていたのでちょうど良かった。
みんなが見学を終えたので、ここから最初に車を置いたお城の入り口近くの駐車場に戻ったのだが、予想外にすぐ近くだった。結局お城をぐるりと周ってもとの駐車場に帰ってきたみたいだ。お城も町並みもいいので、観光にはちょうどいいコースだと思う。
見学を終わった頃にはもうお昼もだいぶ過ぎていて、みんなお腹ぺこぺこになっていた。すぐにお昼を食べに行くことにした。せっかくなのでこちらの名物とかを食べたかったのだが、いいお店が見つからなかったのと、もうお腹ぺこぺこで食べられるならなんでもいいということで、結局駅の近くにある地元のデパートである一畑デパートへ行って食べることにした。
デパートの上にあるレストラン街に行ったが、レストランは2つしかない。結局ファミリーレストランっぽいところになってしまった。せめてもと夫は地元産のお肉を使ったしょうが焼き定食を頼んでいた。私は息子も食べられるようハンバーグセットを頼んだ。
どちらもものすごいボリュームで、それにけっこうおいしかったのでそれなりに満足。息子は飽きてしまったのか食事の間中落ち着かず、結局1口くらいしか食べてくれなかった。というわけで、ボリュームたっぷりのハンバーグセットはほとんどが私のお腹におさまった。
先に食べ終わった母が息子を連れて外に行ってくれたので、途中からゆっくり食べることができた。こういうとき、私たち親子3人だけの旅行と違って人手があるので助かる。食後、ついでにデパートで買い物もした。
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