たび猫の道後温泉旅行記
坊ちゃん・坂の上の雲を想う旅

旅行3日目

空港へのリムジンバス

 帰りの飛行機は、11時35分松山初のフライト。ちょっと余裕をもって、9時ちょっとすぎに旅館を出発。大女将と若女将が玄関で見送ってくれた。懐かしい雰囲気で、アットホーム、そして食事がとてもおいしかったこの旅館、いつかまた来たいと思いながら後にする。

 道後温泉駅まで行き、市電のチケットを買う。ちょうどそのとき、坊っちゃん列車が駅に来たので、もしかしてこれに乗ってJR松山駅まで行ける?!と思ったら、その電車はツアー団体の貸切車両だった。がっかり。

 普通の市電に乗り、最後の松山市内の景色を目に焼き付けておくことにした。

   

 昨日来ていない地域も見られたので、最後に市電に乗っておいて良かったと思う。とても立派な県庁も見ることができた。

 これもガイドブックに書いてあったが、この県庁の建物で『世界の中心で愛を叫ぶ』のロケも行われたとか。私はこの映画見ていないので、どの場面で使われたのかさっぱりわからないが。

 20分くらいでJR松山駅に到着。

 駅のターミナルを見ると、ちょうど空港行きのリムジンバスが停まっていたので、慌てて駆けつけ乗り込む。車内はもうけっこうな人が乗っていたので、赤ちゃんと大きな荷物を持っている私たちは、それぞれ空いている席に離れて座った。

 私たちが乗ってすぐ、10時25分にリムジンバスは出発した。良かった、ちょうど間に合って。JR松山駅から空港までは、時刻表によると15分くらいなのだが、驚くことに本当にぴったり15分で空港に到着したのだった。JR松山駅から空港までのリムジンの料金は、大人一人400円。なお、道後温泉駅からJR松山駅までの市電の料金は、一人150なので、帰りは一人550円しかかからなかった。二人だけだったら、タクシーよりだいぶ安い。時間もそれほどかからなかったので、次に来た時は、行きもリムジンバスにしようと思った。

 帰りは空港で十分時間があったので、荷物を預け、チェックインしたあと、中の売店で軽食を食べる余裕まであった。讃岐ビールなどを夫が見つけ、さっそく買っていた。

 ついでにホットドッグ、カフェオレまで買って食べる私たち。旅行に来ると、いつにも増してよく食べる私たちだ。

 実は帰りのフライトでは、ぜひ利用しておきたい制度があった。行きのフライトは、ぎりぎりに到着したので使用できなかったもので、子連れとかお手伝いが必要な人たちが利用できる、事前改札である。どうやら搭乗25分前に、それに該当する人たちは、申し出れば先に飛行機に乗せてくれるらしい。普段ファーストクラスやビジネスクラスなどを利用しない私たちとしては、その気分が味わえるのではないかと思い、一度利用してみたかったのだ。

 25分前に搭乗口に行くと、すでに何組かの親子がいた。私たちもその中に混ざり、数分待たされた後、一番最初に搭乗させてもらった。子供がいると、座ったりするのも色々大変なので、この制度は焦らずゆったり搭乗できるので、本当にありがたかった。次もぜひ利用させてもらいたいと思う。

 帰りのフライトでも、離陸の際息子はぐっすり眠っていてくれ、その後起きた後もいい子にしていてくれたので、何事もなく過ぎた。飛行機の中で穏やかにしていてくれたら、親としては言うことない。予定通り12時50分頃無事に羽田に着き、こうして私たちの道後温泉旅行は、無事に終わりを迎えたのだった。

 羽田で飛行機を降りた後、第一ターミナルにあるレストランで、大きなハンバーガーを食べてから家に向かった。行きはモノレールを使ったけど、帰りは京急を使った。そしたらこっちのほうがよっぽど便利だったので、次回は行きもモノレールではなく、京急を使うことにしよう。

 今回の旅行は、特にトラブルもなく、下田旅行のように息子が具合が悪くなることもなく、無事に楽しく終えることができた。初めて飛行機に乗り、短時間なら意外にどうにかなるものだと自信もつき、今後の旅行の希望も見えてきた。この先息子がどんどん成長して、動きも活発になってきたら、かえって飛行機に乗ることは難しくなるかもしれない。でもその時はまたそのときで、私たちに合った旅行の方法や旅行先が見えてくるだろう。

 とにかく今回思い切って飛行機に乗って、ちょっと遠くまで旅行してみて、思ったよりも大変ではなかったことや、息子が意外に楽しそうな様子を見て、案ずるよりも生むが易しという言葉を身をもって感じたのであった。もちろん誰でも小さい子を連れて旅行に行くべき、とは言わないが、私のように旅行が大好きでたまらない人は、無理のない予定で色々準備すれば、思ったよりもどうにかなるということである。ただし、子どものことを考え、あくまでも無理は禁物ということではあるが。

 さて、こうして道後温泉の旅行を無事にこなした私は、次の新たな旅の計画を新たにあれこれ考えるのであった。

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旅行3日目
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