朝6時半頃目が覚めた。いつもは6時頃には起きて、遊び始めている息子だが、今日はまだ眠っている。でも私が起きるとすぐに目が覚め、ご機嫌な笑顔を見せてくれた。良かった、今日も元気みたいだ^^
そのまま起きてすぐ、道後温泉本館に行ってみた。朝の空いている時間を狙ってみたのだ。浴衣のまま、旅館に用意されている湯かごにタオルを入れて、ぶらりと出かけた。この気安さがまた良い。本館に行ってみたら、夜ほど混んでいないものの、朝7時前だというのにけっこうな賑わいだ。きっとこの温泉には、すいている時間帯というものはあまりないのかもしれない。
道後温泉には、4種類の入浴コースがあるらしい。まずは、神の湯階下というもの。これは神の湯というお風呂に入るだけのもので、要するに銭湯みたいなものだ。入浴料は400円。次に、神の湯2階席というもの。これは神の湯入浴に加え、二階にある大広間で休憩できるもの。こちらの入浴料は800円。
さらに霊の湯(たまのゆ)二階席というのもある。これは神の湯より高級感のある霊の湯に入浴でき、休憩室も神の湯とは違う二階休憩室を利用できるというもの。しかもこちらは霊の湯だけでなく、神の湯も利用できるらしいので、どちらも味わいたい人向けである。入浴料は1200円也。
そして最後に霊の湯三階個室という入浴コースがある。霊の湯入浴に、休憩にはなんと三階にある個室が貸しきりできるという、リッチなもの。もちろん神の湯も入浴できるらしいし、又親殿(ゆうしんでん)という皇族専用の浴場も見学できるらしい。入浴料は1500円。
この又親殿というのは、日本で唯一の皇族専用の御召湯というものらしい。考えてみれば、皇族が普通の温泉施設に入るというのは、聞いたことがない。又親殿は昭和32年に増築されたらしく、入り口も一般とは異なり、東側にある御成門を使用するという。
そういえば正面入り口とは反対側に、皇族専用の門があるのを見かけた(写真を撮るのを忘れたが)。正面とは反対側にあるので、まるで裏口みたいだったけど、特別な門だったのだ。昭和天皇が道後温泉に来たことがあるという話だが、きっとそのときにこの又親殿が使われたのだろう。部屋も前室・御居間・玉座の間とあり、浴室は階下にあるらしい。
霊の湯三階個室のコースに入らなくても、250円の見学料を払えば、職員の解説付で又親殿を見学できるらしいので、時間があればぜひ見たいところだ(結局時間がなかったので、私たちは見学しなかったが)。
さて、このように4種類ある入浴コースの中から、私たちは神の湯二階席を選んだ。入場料800円を払うと、階段を上がって二階に行くよう言われ、古くて急な階段を昇って55畳あるという二階の大広間へ行く。大広間では係りのおばさんが待ち受けていて、たくさん並べてある席の1つに案内された。
席と言っても、畳の上に座布団と籠がずらっと並べてあり、そこの一部分に案内されるのだ。そこに私と夫の浴衣が用意されていて、簡単にお風呂の場所とかが説明され、あとは勝手に入浴して、浴衣に着替えてそこの席で休めばいいらしいのだ。この休憩室は、前日に何度も外から見上げた、千尋が窓から顔を出していそうなあの広間である。『千と千尋の神隠し』の世界の中に入れたみたいで、なんだか嬉しい。
息子はここのお風呂にいれるのはどうかと思ったので、一人がここで息子を子守して、代わる代わる入浴してくることにした。そのためにも休憩室つきの入浴コースにしておいて良かった。
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