色々観光もできたし、お土産も買えたし、満足してホテルへ帰ってきた。さて、これから夕食である。本当なら、今日も夕食は外に島料理を食べに行きたかった。Karinさんのブログに書いてあった民宿に行きたかったのだ。ここは予約が必要らしいのだが、karinさんのブログによると、ボリュームたっぷりだし、体に良い島料理が食べられるらしい。しかし、息子の鼻水・鼻づまりがまだひどく、もうあまり出歩かないほうがいいと両親も言うので、やっぱりあきらめることにした。
どうやら両親も疲れていたので、ホテルでゆっくりしたかったらしい。そして両親の希望で、今日はホテルのレストランで夕食を食べることにした。ふとここで、今回のJALのツアーについているクーポンのことを思い出した。たしか何種類かのクーポンがついていて、ここのレストランの割引サービスがあったはず・・・と思い、書類をがさごそと取り出してみた。
するとありました♪ディナーのクーポン。ただそれには何％割引とかは書いてなかったので、さっそくフロントに持っていって聞いてみた。すると驚くことに、なんと夕食がただになるというのだ！しかも普通ならけっこうな値段のする夕食が＾０＾
高級そうな“やえびし”という和食のレストランでのディナーをただで食べられるところだったけど、そちらは混んでいて、早い時間の食事は無理だという。でも“シャングリラ”という朝食を食べるレストランでのディナーのビュッフェなら、早い時間でもすいているというので、子どものことを考えてそちらにすることにした。これだって、一人4,000円くらいするディナービュッフェで、朝食のビュッフェとは違うのである。思わぬクーポンにみんな大喜び。
そしてこの時気づいたのだが、実はこのクーポンは他にも使えるお店があるので、使う気になれば前日も同じようにディナーで使うこともできたのだ。だからフルに使えば、前日も夕食はただになったということだ。
前日にはまったく気づかなかったので使わなかったが、まあもし知っていたとしても私たちとしてはなるべく地元のお店のお料理も食べてみたかったので、たぶん使わなかったと思う。でもそれにしても、このツアー、考えてみるとかなりのお得なツアーだっと思う。ただでさえ安かったので、このクーポンをフル活用すれば、食事代も浮くのでさらに安くなっていたということだ。
さて、こうして私たちは夕方開店と同時くらいにレストランに行った。やはりこんな時間に夕食を食べにくる観光客は少ないらしく、私たちが一番乗りであった。朝食の時と同じレストランだが、さすがにディナーのビュッフェは朝食とは違い、雰囲気も高級感にあふれていた。
おしゃれにディスプレイされた食事がたくさん並び、シェフの格好をした人もあちこち待ち構えている。そして一角では、その場で鉄板焼きをジュージュー焼いて供してくれるところもあった。いかにもおいしそうであった。
私たちは窓際の庭が見える席に案内され、飲み物を頼み、さっそく食事を取りに行く。もちろん最初に鉄板焼きのところに行き、焼きたてのステーキをもらう。付け合せにホタテと海老ととうもろこしがついているのだが、これらもとてもおいしかった。その他にも和・洋・中色々な料理と、宮古そばなどの島料理もいくつかある。どれもおいしそうなので、どれにしようか本当に迷ってしまう。色々食べたいので、どれも少しずつ試してみた。
生のオリオンビールで乾杯もした。そういえば宮古島に来てからは、私が運転をしていたので、外で食事をするときにはお酒が飲めなかった。だからホテルで食事をすると、お酒を飲めるので嬉しい。こうしておしゃれなレストランで、外のきれいな景色を見ながら、家族水入らずでおいしいお酒と贅沢な食事を食べられることの、なんて幸せなことか。「幸せ～♪」という言葉が、自然に口から出た。
鉄板焼きを２回お代わりし、あれこれ色々なものを食べ、かなりお腹いっぱい。途中で息子がごねだしてしまったが、お客さんはほとんどいなかったので、それほど気にならず食事ができた。でも息子もついには飽きてしまい、どうやってもおさまらなくなってきたので、先に食べ終わった父が息子を抱っこして外に散歩に行ってくれた。お陰で私はゆっくり、たっぷり気が済むまで食べることができた。こういうところが、私たち３人だけの旅行よりも助かるところである。やはり子守要員は、多ければ多いほどいい。
食事でかなりお腹いっぱいになったにも関わらず、とても魅力的にディスプレイされたスイーツ類を食べないわけにはいかない。というわけで、頑張ってスイーツ類を色々食べてみることにした。ケーキやムース、ゼリー、フルーツなどかなりたくさんの種類がある。どれもとてもおしゃれできれい。全種類食べることは無理そうなので、厳選することにした。
まずは、大好きなプリントクレームブリュレと杏仁豆腐。どれも期待通りおいしかった。この時点でもうお腹パンパンだったので、次はさっぱり系のゼリーを試す。マンゴーとシークワーサーのゼリーと巨峰とナタデココのゼリーなど。これらもまたさっぱりとしていておいしかった。
他にも食べたいデザートがたくさんあったのだが、この時点で食べているときに舌をかんでしまった。何かの本で、舌や頬の内側を噛んでしまう時は、胃が悲鳴をあげている状態、というのを読んだので、まさに今の私がその状態だろうと思い、これ以上はやめることにした。全種類を食べることは不可能であったが、スイーツも色々食べられ、大満足の夕食であった。
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