私は眠れなかったのに、他の面々は16時過ぎまでぐっすり眠り、その後みんなで夕食を食べに出かけることにした。夕食は、昼に行けなかった“おふくろ亭”へ、宮古島料理を食べに行くことにした。やはり旅行に来たら、地元の料理が食べたいものである。
“おふくろ亭”では奥の座敷に案内されたのだが、私たちが行ったのは17時くらいだったので、他のお客さんはまだ誰もいないようだった。このお店の建物は小さく、いかにも年季の入った感じでなかなか雰囲気が良い。内部の壁には、今まで来店した人たちのたくさんの名刺が、隙間がないほどびっしり貼り付けてある。中には有名な人のものもあるのだろう。いかにも人気店みたいな感じで面白い。
でもお店の給仕をしているおばさんは、驚くほど無愛想だ。昼間、私たちに駐車場で注意した女の人もびっくりするほど無愛想であったが、このおばさんも負けていなかった。私たちはとりあえず、食べたかった沖縄料理を色々頼む。グルクンの空揚げ、ラフテー、ゴーヤーチャンプル、たこ酢、宮古島和牛寿司、宮古そばなど。
一番おいしかったのは、グルクンの空揚げ。
からっと揚がっていて香ばしくてやみつきになるおいしさ。追加でもう一つ頼んでしまった。なお、グルクンというのは、沖縄県の魚だという。白身魚であっさりして癖の無い魚だった。ラフテーとは、豚の三枚肉を、泡盛などでじっくり炊いた料理。豚の角煮っぽい料理である。これは予想通りの味とおいしさ。
宮古そばは、沖縄そばの一種。沖縄そばは、宮古そばとか石垣島の八重山そばとか島によって種類があるらしい。宮古そばの特徴は、具が麺の下に隠されている、ということだったが、ここのは麺の上にどーんとのっていた。お店によっても違うらしい。このお店の宮古そばの上には、大きい豚肉の塊りがのっていたのだけど、このお肉が意外にいけた。やわらかくて味もしっかりしみこんでいて、とてもおいしかった。ラフテーよりもおいしかったくらい。
なお、宮古そばを宮古島滞在中に何度か食べたが、どこもそれほど違いはなく、それぞれおいしく食べられた。思っていたよりもあっさりしていたと私は思う。
宮古島和牛寿司は、もうすでにお腹いっぱいで苦しいくらいの時にがんばって食べたので、味わう余裕がなかったが、たぶんおいしかったと思う。
ところで、このお店は宮古島での人気店で、夏などは予約がとれないほどだというし、レンタカー屋さんのおじさんもお勧めのお店だったので、かなり期待していた。実際どれもそれなりに美味しかったし、ボリューム満点だったが、正直言って東京のお店のほうがおいしいと思わなくもない感じであった。
多分、東京の私が気に入っているお店の沖縄料理は東京向けに多少工夫された味で、こちらのおふくろ亭の料理は、より素朴な感じで、やや大味と言ったらいいのだろうか。そんな風に感じた。まあ、どちらが好きかには個人差があると思う。
他にも魚の定食を頼もうかと思ったが、時価だし何の魚だかわからなかったので、おばさんに聞いてみると、小さい声でつっけんどんに魚の名前をぼそっと言うだけで、値段は言わずにさっさと引っ込んでしまう。まるで注文されたくないって感じだったので魚の定食は注文しなかった。
結局、この他に父が生ビールをジョッキ1杯頼み、全部で5,400円くらい。島料理が色々味わえ、お腹もいっぱいになったのでけっこう満足はしたのだが、給仕さんの態度などもあり、お店に良い印象をもつことはできなかった。
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