最後のほうに、船長さんはとっておきの場所に私たちを案内してくれた。それは海がめを見られるかもしれないというポイントであった。船長さんによると、海がめは決まった場所でお昼寝をしているらしく、運がよければ会えるというのだ。船長さんの案内でそのポイントの珊瑚礁へ行く。するとなんて運がいいことか、私たちは2匹の海がめと遭遇することができたのであった。
船長さんはすぐに海がめを見つけ、私たちに教えてくれた。ちょっと見ただけでは、珊瑚礁と見分けがつかないのだが、よく見ると珊瑚礁のちょっとした窪みみたいなところに海亀が1匹休んでいるのだ。船長さんいわく、あそこが海がめの昼寝の場所だとのこと。
その後もう1匹の海がめが泳いでいるところも見られた。なんとその2匹はちゃんと名前もついているらしく、どちらがどちらかよくわからなかったが、タイゾーくんとカメキチくんと言うらしい。こんなところも船長さんはおちゃめであった。
私たちの船が行って少したつと、海がめたちは船に驚いたのかゆったりと泳いで、海の中に消えていってしまった。船長さんは、「きっとあっちの船(港で2船に別れたもう片方の船)は海がめが見られなかったぞ」と言っており、私たちはとてもラッキーだったようである。ちょっとしたタイミングの差であった。
あと、池間大橋をこえてその沖合いに、大神島という小さな島がある。そこまではグラスボートでは行かないのだが、だいぶ近くに見えた。そこは人口30人の小さな島で、中学生は2年生の子が一人しかいないのだという。本当は閉校になるらしかったのだが、今年が開校50周年記念だったため、1年延ばし、来年閉校になるという。本当に離島の離島だ。
こうして、船長さんのたくさんの楽しい説明のお陰で、グラスボートによる海底観光は無事楽しく終わるのであった。最初心配していたように、波で転覆することはなく、無事に池間港に帰還した。
ちなみに池間港は、この辺の避難港になっているので、とても小さい島(人口600人)の港の割には、大きい港らしい(といってもそんな大きくないが)。数年前の台風の時には、台湾籍の大型船が非難してきたという。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > 沖縄・宮古島旅行記 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
沖縄・宮古島旅行記