さて、池間島へ渡ってみると、宮古島よりもさらに車の通りが少なかった。小さい島なので、ぐるりと一周したのだが、島の半分くらいは人家などもなく、本当に誰もいない静かなところが続いていた。
あまりにものどかな景色で、しかも車がほとんど通らないので、「もしや、これはペーパードライバーの夫が、運転の練習をする絶好のチャンス!?」と思い、本当に実行してみることにした。
ちなみに夫は、いったいいつから運転したことがないのか私もわからないほどのペーパードライバーなのだ。当然私は夫の運転している姿なんて見たことない。私たちは今、都心に近いところに住んでいて、車なんてなくてもまったく不便ではないのだが、子どもも生まれ、この先いつ車が必要になるかわからない。だから是非とも運転できるようになってもらいたく、この絶好のチャンスを生かすことにした。
両親も快く、というか面白がって了解し、私と運転を代わる。後ろには私の大切な息子が乗っているので、何があってもそれだけは守らなくてはならない。とにかくのろのろ運転で、とお願いして夫の運転が始まった。
さすがに年季の入ったペーパードライバーは、運転席に座りハンドルを握った時点で、肩に力が入ってコチンコチンになっているのがわかった。一応オートマの運転の仕方をざっと教える。そしていざ発進!これがまた面白いくらいのろのろ運転で、東京の路上ではまず許されないだろう速度で池間島をドライブするのであった。最初は息子の安全を思い、それでもいいやと思っていたけど、あまりにも進まないのでしまいにはイライラするほどのスピード。
でも考えてみれば仕方ない。もう10年以上運転していなかったのだから。車の運転とは慣れによるところが大きいので、夫がちゃんとしたドライバーとして復帰するには、まだまだ長い道のりである^^;
ちょうど島をぐるりと周って半分くらい来たところだろうか、小さな灯台があった。そこで私と運転を代わり、また快適なドライブに戻る。ほんの少しの距離だったけど、夫は緊張でかなり疲れたようだ。そりゃそうだ、あれだけ肩に力が入っていたら。後ろから見ていたら、肩がいかり肩になっていたよ^^
島の残り半分のほうは、建物が色々見えてきた。レストランやホテルとかもあるらしい。ここでkarinさんのブログにあったとてもおしゃれそうなホテル、“ISLAND TERRACE NEELA(アイランドテラスニーラ)”というところにでも寄ってお茶でもしたかったのだが、両親がそういう気分ではないということで断念。
この近くには、ギリシャをイメージしたレストラン、“グリークレストラン タソス”というのもあり、ギリシャ好きの私としてはぜひとも行ってみたかったのだが、こちらも両親と夫が「宮古島に来てまでギリシャ料理を食べたくない」というのであきらめる。こういう時、一人旅というのが猛烈に懐かしくなってしまうのである。
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