もうタクシーの運転手さんとの待ち合わせ時間がせまっていたので、急いで旧山内家下屋敷長屋に向かった。前にも書いたように、これは山翠園という旅館の入り口に建っている。三翠園といえば、そう芸能人や皇太子様ご用達(らしい)の老舗旅館だ。後藤象二郎生誕地跡からは、川沿いを城西館のほうに向かって少し戻ったところにある。それほど遠くなく、歩いて数分のところだった。
川の反対側には、りょうまスタジアムが見えた。ここでもまた龍馬だ。
そして三翠園の温泉の建物(旅館とは別の建物)が目の前にあらわれ、そこを右に曲がったところに、ガイドブックの写真で見たとおりの旧山内家下屋敷長屋の建物があった。
上に書いた通り、この下屋敷長屋は旅館三翠園の入り口に建っている。老舗旅館だし、芸能人や皇太子様が宿泊する旅館だというので、どんな趣のある立派な旅館なのかと思ったら、旅館の建物自体は素っ気ないちょっと古ぼけた建物で、それほど良さそうな旅館には見えなかった。
見た目では城西館のほうが趣があるように私には見えた。入り口のところにある下屋敷長屋の建物が、昔の雰囲気を残した立派な建物だから、旅館自体の建物がよけいに素っ気なく見えたのかもしれない。
入り口のところまで行ったら、向こうからタクシーの運転手のおじさんが「おーい」と声をかけてきてくれた。無事会えてホッとする。ところがなんと、会ってすぐおじさんに聞いたことは、私がホテルに携帯電話を忘れてきたということだった。先ほどホテルにおじさんが電話をかけたらしく、その際ホテルの人から聞いたらしい。
ちょうどその直前あたりから、電話が見当たらず気になっていたところだったので、すぐに解決してよかった。荷物がまた預けてあるので、そのときに一緒に取りに行くことにした。
おじさんに勧められ、旧山内家下屋敷長屋の中を見学してくることにした。ここは無料。屋敷の中に、昔の生活道具や写真などが展示されている。それほど大きくない建物なので、ささっと見学できてちょうどいい感じ。
なお、下屋敷というのは大名屋敷のことで、本邸である上屋敷に対して別邸のことを下屋敷と言うらしい。
ここの見学を終え、タクシーに乗り込み、一度城西館に戻って荷物や携帯を受け取り、いよいよ空港に向かって帰ることにした。
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