息子を寝かしつけた際、私も眠くなりうとうとしてしまったのだが、せっかく旅行に来たのだからゆっくり大浴場を味わいたいと思い、眠い目をこすりながら22時過ぎにお風呂に行った。
遅い時間だったからか、入浴客は5~6人ほどしかいない。思う存分ゆっくりつかることができた。やっぱり国内旅行の楽しみの中でも、このように雰囲気の良い旅館で大浴場(温泉ならなお良い)につかることは上位にあげられるのではないかと思う。
露天風呂にも入ってみた。ここのお風呂はホテルの最上階にあり、展望露天風呂とうたっている。こちらはこじんまりとした浴槽で、ジャグジー機能がついている。いかにもネオンみたいなライトでライトアップされていたりした。ここも混みあうことはなかったので、ジャグジー風呂につかり、本当にゆっくり命の洗濯をすることができた。
こういう非日常の環境の中で、のんびり心から気持ちいい~とリラックスしていると、私の場合、頭の中に色々な考えがよぎってくる。いいアイデアなんかが浮かんでくるときもこういうときが多い。やっぱりリラックスというのは脳にとってかなり重要なことなんだと思う。
この時もふと思った。やっぱり人生は楽しんだ者勝ちだと。どんなことでも、そして些細なことでも楽しめる性格というか素質を持っている人の方が、人生幸せだと思うのだ。人生と言うと難しく考えてしまいがちだが、長い人生も一瞬一瞬、小さな事柄の連続であるので、その小さなことを一つ一つ楽しめる性格であると、結局長い人生楽しいことが多くなるので、そういう人が幸せなのではないかと思うのだ。
幸い私はけっこう色々なことが楽しめる性格だと思う。例えば冷めた人なら「ふん」って感じのことでも私はけっこう喜んだり感動したりすることが多いし、食べ物だっていわゆるグルメな舌ではないので、大概のものを食べてもおいしく感じる。グルメの人たちからみればつまらない舌なのかもしれないが、だからこそどこに行っても大概食事を楽しめる。これは私にとって重要である。
旅館だってそう。色々旅慣れて贅沢に慣れてくると、この旅館だってけちをつけることはたくさんあるのかもしれない。でも私はあまりそういうところも気にならず、「は~、居心地いい」なんてだいたいどこでも快適に過ごしちゃったりする。
高級なものに触れ、目を養うこともたしかに大切なことなのかもしれないが、いちいち劣っているところが目に飛び込んできて気になって楽しめないのであれば、常に色々なことを楽しめるほうが絶対得だなと思ったのだ。
これは日常生活でも言えると思う。例えばいつも通る街路樹の緑のさわやかさにはっとしたとき、夕方心地よい風が顔を吹き抜けていくとき、宵の頃昇りかけのオレンジかかった大きな月を見たとき、息子の満面の笑顔を見たときなど・・・私は「あ~幸せ」と心から感じることができる。だから私は時々、普段の生活の中でも至福感を感じて、「私って幸せな人生を送っているな~」と思うのだ。他の人がなんと言おうと、自分がそう思うのだから思った者勝ちだ。
でもかく言う私も、色々なことに喜んだり感動したりしやすい反面、落ち込みやすさもたぶん人並み以上だろう。要するに喜怒哀楽が激しいのだ。悪いところはコントロールできればいいのだけど、わかっちゃいるけど・・・、である。
そうそう、子育てをしていて思ったのだが、私のように喜怒哀楽が激しく、ちょっとしたことでいらっとしたり落ち込んだりすると、子どもも心理的に不安定になったりするのではないかと思う今日この頃だ。だから私のこれからの課題は、自分の弱点を冷静に見つめ、かっとなったりがくんと落ち込んだりしたときに、いかに冷静な態度を取れることかななんて思ったりもするのだった。
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