おじさんと色々楽しい話をしているうちに、あっという間にはりまや橋に着いてしまった。ここは高知市の繁華街にある観光名所の一つで、高知城とかもすぐ近くだ。だからここまで来れば旅館まですぐ(路面電車に乗って6つくらい)なので、ここで下ろしてもらってももちろん問題ない。はりまや橋もついでに見学できるのでかえって良かった。結局20分くらいでここまで帰ってこられたし、話も楽しかったのでバスよりもずっと良かった。
おじさんとはまた明日乗せてもらうことを約束して別れた。というのも、明日途中の蝋人形館観光と空港まであわせて6000千円で行ってくれるというので、また明日もお願いすることにしたのだ。
ところでタクシーから降ろしてもらったところにある「はりまや橋」とは、江戸時代の豪商、播磨屋宗徳と櫃屋道清(ひつやどうせい)が両家を往来するために架けたもので、高知の観光名所の一つになっている。もちろん現在はそのころのものとは違う立派な橋がかかっている。
ちなみに、帰ってきてからこの橋のことを調べていたら、ネットで「この橋は“日本三大がっかり名所”の一つに数えられる」という情報を見つけてしまった。“日本三大がっかり名所”というものがあることも知らなかったので笑ってしまったが、たしかにそういわれてみると否めない感がある。行ってみても特になんていうことはない。
ついでに“日本三大がっかり名所”の残りの二つは、札幌の時計台と沖縄・首里城の守礼門だという。残念ながらこの二つはまだ見たことがないので、どれだけ納得度が高いものかわからない。あとは全部見たことがある人の感想にまかせたい。
はりまや橋の話に戻るが、現在は橋の周囲を公園化し、まっかな太鼓橋が再現されている(いかにも新しそうだが)。
よさこい節でも歌われている橋らしいので、買い物のついでにでも行ってみるといいかもしれない。私たちは別にはりまや橋を目的にここに来たわけでないので、特にがっかりすることはなかった。
それよりも交差点のところに、たまたま浜幸本店というお菓子屋さんを見つけ、おいしそうだったのでそこで甘いものを買って帰ることにした。
ここのお店は、“かんざし”というお菓子で有名なお店らしい。
私たちはそれは買わず、おいしそうなケーキとシュークリームを買った。ここのお店は、待っている間に試食のおもちやお茶が出てきたり、店員さんの態度がとても丁寧だったりと、かなり感じのいいお店だった。
しかも東京にくらべて値段も安い。旅館に帰ってから食べたら、ケーキの味もかなりおいしかった。
さて、買い物を終え外に出てきたら、外はだいぶ寒くなっていた。すぐ近くの路面電車の停留所から路面電車に乗って旅館に帰った。
夕方のこの時間には、路面電車もけっこう混んでいた。私たちが乗り込むと、座っていた若いサラリーマンの男の子たちがすかさず席を譲ってくれた。親切が本当にありがたい。そこから城西館があるところまでは6つ目なのだが、お陰で楽に帰ることができた。
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