さて、今日は丸一日かけて、龍馬関連の地や施設をめぐろうと思う。まずはちょっと距離のある桂浜へ行ってしまおうと思い、フロントで行き方を確認した。まずは一度JR高知駅まで行ってからバスに乗らないといけないと思っていたのだが、なんと、ホテルの前のバス停からも桂浜行きのバスが出ているとのこと!!これは良かったと思い、時刻表をもらったら、次のバスは1時間後くらいだった。
しかもフロントの人の話によると、桂浜にはお昼を食べるようなレストランがあまりないとのこと。だったら午前中のうちに高知城など近くのものを色々観光しておき、お昼を食べてから、午後桂浜に行こうではないかということになり、まずは一番近くの“龍馬の生まれたまち記念館”というところへ行ってみることにした。
というわけで、旅館のすぐ裏にある“龍馬の生まれたまち記念館”というところへまず行ってみた。ここは2004年にオープンしたばかりの施設で、こじんまりしたかわいらしい建物だ。
“龍馬の生まれたまち記念館”というだけあって、この記念館は実際に龍馬が生まれた高知市上町というところにあるのだ。私たちが宿泊した城西館も同じ上町にあり、本当にこの辺は龍馬の生まれ育った町なのである。
ここは小さな記念館だからか、入場料はけっこう安く一人300円。しかも昨日空港の案内カウンターに、色々な施設の割引券がついた冊子があり、それを使い一人200円になった。色々な観光施設を周りたい人は、空港の案内カウンターを要チェックである。
ところで、この“龍馬が生まれたまち記念館”は、もしかして地元の人にはあまり評判がよくないのだろうか。朝ホテルのフロントの人と話をしているとき、ここに見学に行くと言うと、「ああ、あそこは30分もあれば十分」といかにもたいしたことないような口調であった。
この日の夕方、タクシーに乗ったとき、そのタクシーの運転手さんも「あそこはたいしたことがない」みたいなことを言っていた。この施設は高知市立のものなのだが、市民の反応はいまいちなのだろうか。
実際に見た感想はというと、確かに桂浜にある高知県立坂本龍馬記念館にくらべ、歴史的に重要そうな資料とかはあまりなく、主に龍馬の時代の街並みの模型や映像などで楽しむものが多かったので、どちらかというと子ども向けなのだろうか。学術的に楽しみたい人には物足りないのかもしれない。
でも、これはこれで私たちはけっこう楽しめた。龍馬関連のエピソードなども面白かった。中でも特に印象に残っているのは、龍馬のお姉さんの乙女さんのこと。司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』などを読んで、乙女姉さんはとても大きな人だったということは知っていたが、ここに書いてあった情報によると、なんとこの時代の女性ににして身長170㎝、体重110㎏と本当に大柄な女性だったらしい!かなり目立つ存在だったのだろう。小さい私としては羨ましいかぎりである。
しかも“乙女”という名前の意味も、もう子どもはいらないという“とめ”という意味らしいからびっくり!私は“乙女なんてなんて女らしくロマンチックな名前なんだろう”なんて思ったいたのに。
でも、結局この乙女姉さんのあとに龍馬が生まれているのだから、両親の思惑は外れてしまったのだ。
というわけで、それなりに楽しんで見学を終える。最後に売店で、ずばり『坂本龍馬』という、写真がたくさん載っている本を見つけ、買ってしまった。明治維新の著名な人たちの写真がたくさん載っているみたいだ。こういう写真ってけっこう好きだ。知っているあの人物が、「ああ、想像通り」とか「へえ、こんな顔していたんだ」なんて楽しめるからだ。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > 高知・土佐旅行記 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
高知・土佐旅行記