桂浜での目的は、桂浜の海と龍馬の銅像と坂本龍馬記念館である。そしてこれも来てみて初めてわかったのだが、地図ではどれも近くにあり簡単に周れそうなのだが、そう簡単には行きそうもないということだった。
というのも、桂浜の海岸のすぐうしろが小山になっていて、その小山の上に記念館があり、桂浜と記念館に行くには、けっこうな距離を上り下りしなければならなそうなのだ。それなら登るよりは下ったほうが楽だろうと、終点の桂浜ではなく、1つか2つ手前の坂本竜馬記念館のところのバス停で慌ててバスを降り、まずは記念館から先に見学することにした。
高知市内から桂浜までの距離といい、ここでの地形といい、やはり車での観光のほうが高知は便利そうだ。バスの本数もあまり多くはないので、効率的に観光をしたい人は、レンタカーを使っての観光のほうがいいかもしれない。
坂本龍馬記念館は、変わった形の現代的な建物で、きらきら光る海に向かって小高い丘の上に建っている。
龍馬と言えば海のイメージがあるので、この海をのぞむ建物はとても合っているような気がした。建物からはかなり見晴らしも良さそうだ。
入場料は400円。ここでも最初にもらっておいたクーポンの割引がきいたので、二人で640円くらいしか取られなかった。けっこう使えるクーポンだ。
坂本龍馬記念館に入ったはいいが、ここまでの道すがらのバスの中が暑く、喉が渇いていたため、私たちはまず展示物を見るのではなく、先にカフェで休むことにした。が、カフェを探してみたがどうやらここにはカフェはないらしく、談話室という休憩できるスペースが中2階にあるらしい。ここに直行する。
ここはガラス張りのつくりで、窓一面に海が見渡せ、とても見晴らしのいいスペースとなっていた。
ただ、カフェではないので、飲み物の自動販売機が置いてあるだけで、おいしいコーヒーとケーキなどを期待していた私たちは、ちょっとがっかりした。とりあえずアイスコーヒーを買い、海を眺められる席でゆっくりお茶をした。
ところが海を眺めながら優雅にお茶を、なんて思っていたが、ここはガラス張りのせいで日当たりがものすごくいいせいか、とにかく暑い。で、結局眺めのいい席をあきらめ、奥のほうのあまり暑くない席につき、あらためてここでゆっくり休憩する。息子も幸いまだ眠っていてくれたので、私はゆっくりと旅行の日記を書いたり、夫はあちこち写真を撮ったりしてしばらくの間過ごした。
そのうち息子が起き、泣き出したので、こっそりこの場で授乳。人があまりいないので、隅の方の目立たないところで授乳ができ、助かった。息子はオッパイを飲んだお陰でご機嫌になったので、私たちもやっと本来の目的の展示物の見学を始めることにした。
ここは午前中に行った、高知市立“龍馬の生まれたまち記念館”にくらべ、歴史的な資料みたいなものがかなり豊富だったように思う。龍馬の手紙も色々あった。中でも龍馬が乙女姉さんに送った手紙とか面白かった。お龍さんとの新婚旅行の様子を絵つきで詳しく書いた手紙なんかがあるのだ。こういう手紙を見ると、本の中でしか知らない英雄龍馬が、妙に普通の人間臭くてリアルで面白い。龍馬のこういうところがまた人を惹き付けるのかもしれない。
龍馬が暗殺された時に龍馬の後ろに掛かっていたという屏風は、龍馬のものだろうか、血痕もついていて、それがかなり生々しかった(ここにあるのは複製だということだ)。
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