たび猫の伊豆・下田旅行記
寝姿山自然公園へ
私たちは14時の東京へ帰る特急を予約してあったので、まだ時間がある。さて、どうしようかと考えた。息子もまだ小さいし、しかも風邪気味。それにベビーカーを押しての観光は大変なので、積極的に観光をする気はなかった。駅の近場でちょっと遊ぶ程度でよかった。
そういえば駅のすぐ目の前にロープウエー乗り場があり、目の前にそびえる寝姿山という山に登れるらしいので、これに乗ってみることにした。
この山の上は寝姿山自然公園という国立公園になっているらしく、花などの見所もあるし、有名な縁結びの愛染堂というお寺もあるらしい。それに歴史的には幕府の黒船の見張り台などもあったところなので、見晴らしもいいらしい。ロープウエーというのも観光気分を味わえるので楽しそうだ。
駅のすぐ近くに、ロープウエーの駅がある。ロープウエーは急な斜面を登っていき、ロープウエーのすぐ真下や、振り返って出発してきた駅などを見下ろすとくらくらしそうだ。ロープウエーに乗るといつもそうなのだが、このまま綱が切れて下に落ちてしまったり、はたまた何かの不具合で下の駅まで急降下していったらどうなってしまうのだろうと余計な想像をして怖くなってしまう。
幸運なことにそんな怖いことも起こらず、無事に山頂へ到着した。よく晴れてはいたが海の近くの山の上だからか風が強く、寒いくらいであった。ちょっと風邪気味の息子をスリングに入れて、胸にしっかりと抱きしめながら、山頂にある公園を散策した。
ところどころ、海を眺められるところもあり、もっとからりと晴れていれば伊豆七島なども見えるそうだ。
残念ながらこの日は海の上がかすんでいて見られなかったものの、のんびりした港の様子や、遠くの輝くような美しい海を眺めるだけでも爽快な気分になった。
寝姿山自然公園は国立公園なだけあり、手入れをされた緑や色々な種類の花々はとてもきれいだ。江戸時代の黒船見張り台を再現したところでは、なるほど港とその外の海が遠くまで一望できた。
そこには海からの侵入者に狙いを定めるように大砲が置かれているのだが、近くの看板によるとこれらの大砲は当時の米国船に搭載されていたものだという。
また江戸時代風の白い小さな小屋みたいなものがあるのだが、そのガラス窓をよーくのぞくと、江戸時代風の人形が中に置かれていて、ちょっと怖かった。
縁結びで有名だという愛染堂は、縁結びだけでなく、子宝や家内安全にもご利益があるらしい。谷亮子選手もここに来て拝んだみたいなことが書かれていた。
谷亮子選手の現在を見ると、ここのご利益は確かにあったのだと思われる。
ここにはウエディングドレスや黒船来航にちなんだ（？）軍服などの衣装を着て、記念写真を撮れる写真館などもあった。もちろん私たちは着なかったが、ウエディングドレスなどに憧れの強いティーンネイジャーたちには、楽しいかもしれない。
寝姿山自然公園をぐるりと一回りし、またロープウエーで麓に下りていった。もうお昼の時間だったので、次はお昼を食べるところを探した。せっかく海の近くに来たのだからとおすし屋さんを探す。駅前に地元の回転寿司の案内の看板があったので、とりあえずそれを目指してみることにした。
旅行前
行き先は伊豆の下田に決定！
旅行１日目
東京駅で駅弁購入 踊り子号に乗車 おいしい駅弁に満足 下田へ 伊豆急下田駅に到着 黒船のまち 下田大和館に到着 子供連れに嬉しいベビー用品レンタル さっそく温泉へ！ 海の見える露天風呂を楽しむ 下田の海の幸を楽しむ
旅行２日目
早朝露天風呂 下田の海岸を散策 寝姿山自然公園へ 吉田松陰像を目指して 道の駅「開国下田みなと」で昼食 スーパービュー踊り子号で東京へ
旅行後日談
旅行後、一路病院へ！ マイコプラズマ肺炎！？ プール熱
下田ご当地情報
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