たび猫の伊豆・下田旅行記
下田の海の幸を楽しむ
こうしてみな食事前に無事お風呂を済ませ、いよいよお楽しみの食事となった。夫たちがお風呂に入っている間に、仲居さんが次から次へと食事を部屋へと運んでくれる。実はこの旅館、インターネットで予約をすると、インターネットプランといって、食事に次の①アワビの陶板焼き、②金目鯛のしゃぶしゃぶ、③伊勢海老の地味噌鍋、のどれかから一つをつけてくれるサービスがあるのだ。
私はアワビの陶板焼きを、夫は金目鯛のしゃぶしゃぶを選び、それと私たちはオプションでカサゴのから揚げというのもつけ、とても豪華な夕食となっていた。
もちろんお刺身などの海の幸もあり、全体的にヘルシーな感じの食事だった。私はアワビまるまる姿焼き（というのだろうか）されたものを食べるのはこれが初めてだったが、やわらかいがアワビ独特の歯ごたえもあり、期待通りのおいしさであった。
夫のしゃぶしゃぶも、お上品な味わいで、つけだれのポン酢も良かったらしく、「おいしい、おいしい」を連発しながら食べていた。
メニューには地ビールも２種類あったので、1本ずつ頼んだ。
授乳中なのにお酒を飲んでもいいのかと怒られそうだが、それほど多くなければいいらしいのだ。多量に飲んで酔っ払うと、寝ているときに赤ちゃんをつぶしてしまっても気づかず大変なことになる恐れがあるので危険だが、ちょっと飲むだけならぜんぜん問題ないというのを聞いて、産後は時々少しのビールを楽しんでいる。
妊娠中お酒を飲まなくなったので、めっきり弱くなった私は、少し飲むだけでもすぐ酔いがまわるようになり、コップに１杯くらいがちょうど良くなっていた。このときもコップ１杯くらい飲むといい感じになったので、あとは夫に飲んでもらった。以前の私からくらべると、なんてかわいくなったことか。
食事はかなりのボリュームがあり、「おいしいね」という言葉を繰り返しながら端から片付けていき、食べ終わる頃には座っているのが苦しいくらいの満腹となっていた。
さて、私はこれで今日のやるべきことはすべて終わったが、夫にはまだ１つ残っていた。インターネットで予約した際に、夫はマッサージも予約していたのだ。私はどうもマッサージというものはあまり好きではないので、私はテレビ鑑賞。この旅館は、アロマエステと中国マッサージ、それに昔から旅館でよくある部屋マッサージの3種類があり、それぞれ希望すれば有料で受けられる。
夫は部屋マッサージを20時から予約していたので、食べ終わって少し休んだ頃にマッサージ師のおばさんが部屋にやってきた。私はその間に息子を寝かしつけ、ゆっくりテレビなどをみながらくつろいだ。
夫のマッサージが終わり、私の見たいテレビも見終わり、それでもあまり眠る気にならなかった。私は楽しいことがあったり、これからの楽しいことを考えたりしているときなど、興奮して眠れないことがあるのだが、この夜もそうであった。
外はまだ強い雨が降っているらしく、厚いカーテンの向こう側の窓ガラスに雨のうちつけている音がする。息子も眠ってしまったし、しばらく夫婦であれこれ話をした。今の仕事のこと、これからのこと、これから叶えたいことなど色々。こうして下田の夜は更けていった。
旅行前
行き先は伊豆の下田に決定！
旅行１日目
東京駅で駅弁購入 踊り子号に乗車 おいしい駅弁に満足 下田へ 伊豆急下田駅に到着 黒船のまち 下田大和館に到着 子供連れに嬉しいベビー用品レンタル さっそく温泉へ！ 海の見える露天風呂を楽しむ 下田の海の幸を楽しむ
旅行２日目
早朝露天風呂 下田の海岸を散策 寝姿山自然公園へ 吉田松陰像を目指して 道の駅「開国下田みなと」で昼食 スーパービュー踊り子号で東京へ
旅行後日談
旅行後、一路病院へ！ マイコプラズマ肺炎！？ プール熱
下田ご当地情報
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