こうして結局“地球の丸く見える丘展望館”まで行き、私は景色もほとんど見ず、何をしに行ったのかわからない状態でそこを後にすることにした。夫だけ景色を楽しんできたみたいだ。こうなるともう観光どころではなく、とにかくホテルに行って一度落ち着くことにした。幸いホテルはシャトルバスで少し戻ったところにある。それに15時を過ぎていたのでチェックインもできるはず。
バスに乗って展望館のある丘を下り、海岸線に沿って少し走ったところにある“海鹿島”というバス停で降り、すぐ近くの“浜屋ホテル”へ歩いた。
“浜屋ホテル”は近くでよく見ると、なんだか昔懐かしい観光地のホテルと言った感じで、高級とかおしゃれな感じではなく、ホテルというよりもむしろ旅館といった感じ。例えて言うなら修学旅行とかで子どもの頃に泊まったことがあるような感じのホテルだった。
ホテルの人たちも、なんとなく近所の人たちが手伝いに来ているといった雰囲気で、どことなく田舎くさく、でも親切でアットホームな雰囲気。ちょうど何組かの宿泊客が重なってしまい、チェックインにしばらく時間がかかり、ロビーのソファで待つことになった。
ロビーも昔懐かしい雰囲気にあふれている。そういえば大人になってからこういうホテルや旅館には来ていないなーとあらためて気づいた。こういうところを探すほうが難しいのかもしれないと思ったほどだ。
しばらく待ち、やっと私たちの手続きも終わり、最上階の部屋、つまり2階の部屋に案内された。このホテルは横に長い建物で、2階の真ん中辺の部屋に案内される。トイレは共同らしく、ちょうど私たちの部屋の前がトイレだった。なんだかその感じも修学旅行の旅館っぽい。
部屋は思ったよりも普通の和室。まずちょっとした玄関みたいなスペースがあり、奥に和室、そして窓側に応接セットと洗面所。窓からはホテルの庭と道路、その向こうに海。なかなか悪くない。しかも案内してくれた女性が言うには、朝真正面の海から朝日が昇るのが見られるらしい。これは素晴らしい。
トイレやお風呂が部屋についていないというだけで、部屋は普通の旅館と変わらない。値段が安いからには・・・と心配したのだが、普通の和室で安心した。
そういえばここはホテルという名前だし、外から見たつくりとかは洋風っぽいのに、部屋は和室だし、全体的に旅館っぽい雰囲気。そういうちゃんぽんなところがいかにも昔懐かしい観光地のホテルといったイメージを思い起こさせるのかもしれない。
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