今回妊娠して食欲がなくなりあらためて気づいたのだが、今までの私の食欲というか食べる量というのは、普通の成人女性よりもはるかに多かったのではないかということだ。妊娠してご飯をほんのちょっとしか食べられなくなったとはいえ、もしかしたら食の細いOLさんなんかは普段からこれくらいしか食べてないのではないかと思ったのだ。
そういえば普段は私がご飯をたくさん食べるので、そうなると普通の大人もこのくらいは食べるだろうという根拠のない漠然とした基準が私の中にできる。そこでかわいそうだったのが私の息子である。私の息子は私に似ず、赤ちゃんの頃から食の細いタイプであった。それでも十分元気なので、これはもう体質によるものなのだろう。
でもご飯をよく食べる私からすると、息子の食べる量や食欲のなさはとても心細く心配に思えた。そんなときに近所の同い年の子どもを持つママ友数人から、「うちの子はすごくよくご飯を食べる。大人よりもよく食べる」という話を聞いてしまった。それを聞いて私は「ええっ!!そんなに食べるの!?」と絶句。あんな小さな子が、そりゃありえないだろうと思ったのだ。
そしてその話を聞いた後当然私は焦り、息子が相変わらずたくさん食べないことにイライラしたり嘆いたりがしばらく続いたのであった。
しかし随分後になってから気づいたのだが、どうやら私が考える“大人よりもよく食べる”とそのママ友たちが考える“大人よりもよく食べる”の基準が違っていたらしい。どちらのママ友もすごくスリムであまり食べない人ということが徐々にわかってきた。それに引き換え私は女性の中でもかなりたくさん食べる方。私は自分を基準に考えるあまりに、いつまでたっても“大人(私)よりもたくさん食べない息子”にものすごい高いハードルを課していたのだった。まだ3歳にならない息子に、私よりもたくさん食べろというのは酷な話だろう。でも当時の私は、「あの子があんなに食べるのに、うちの子は大丈夫か?」と思っていたのだ。かわいそうなプレッシャーをかけたもんだと思う。
これだけではなく、私の食べる量がかなり多いとあらためて気づかされた理由は他にもある。妊娠して私があまりご飯を食べなくなったことにより、恥ずかしい話なのだが家の食料の減りが違うのだ。特にお米の減りが・・・。気のせいか買い物に行く頻度も減った気がするほど(きっと気のせいではないのだろう)。
そしてはたと気づいた。なんと、家の食費を上げていたのは私だったのか!!ということを。よく「男の子がいると食費がかかって大変」という話を耳にし、「ああ、うちも男の子がいるからこれから大変なんだろうなー」なんて思っていたが、一番の原因はもしかしたら私かもしれないと思ったのだ。
たしかに夫も、私が妊娠しつわりで食欲がなくなると、心配しているとは言いながらも「これでやっと普
通になったね」と安心しているような顔でもあった。
まあこうして今までの自分の食生活について見直すいい機会になったのだが、今後つわりが終わり安定期に入ったとき、反動でさらに食欲がアップすることがないことを祈るしかない。
マタニティ日記 |
看護師転職記 | 保健師学校の思い出 | 看護師のお仕事! |
看護師のお悩み相談室 |
プラハ旅行記 | イタリア旅行記 | ポルトガル旅行記 |
ギリシャ旅行記 | 南欧・モロッコ旅行記 | みんなの旅行記 |
福岡旅行記 | 長野旅行記 | 那須・鬼怒川旅行記 |
子連れ家族旅行記 > たび猫ディズニーリゾートを行く・東京ベイホテル東急編 |
読書・食べ歩き日記 |
旅行大好き・たび猫!ホーム |
カンボジア&タイ旅行記 素材屋花子 育児の悩み相談・雑談掲示板 |
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
たび猫ディズニーリゾートを行く・東京ベイホテル東急編