お風呂から出て少しゆっくりした後、朝食へ行くことにした。今回の宿泊プランには朝食もついていたのだ。
部屋を出て右側のほうにあるエレベーターへ向かう。このホテルは横に大きく広がっているみたいで、左右の端の両側にエレベーターホールがある。横に広い建物だけど、真ん中は吹き抜けの空洞で、下にフロントロビーが広がっている。真ん中の空洞を客室がぐるりと囲む形だ。
各階の廊下からガラス窓越しにフロントロビーが見下ろせるようになっているのだ。
朝食のレストランは3階にあり、フロントロビーと同じところにある。私たちの部屋からは右側にあるエレベーターに乗るよう言われたので、そちらのエレベーターに向かった。客室の廊下にあるガラス窓からもフロントロビーの様子が見えたが、エレベーターもガラスでできているので、降りていく時フロントロビーがよく見えるようになっている。
有料の子ども遊び場スペースやお土産売り場などがまるでかわいい町のように配置されており、下に近づくにつれその景色が近づいていった。そしてエレベーターのすぐ近くに、私たちが向かうらしきレストランも見えた。大きなホテルなので大きなレストランかと思いきや、意外にこじんまりしている。それにもう7時半を過ぎていたのでかなり混んでいるだろうと思っていたが、エレベーターから見る限り、それほど混んでいる様子ではなさそうだった。
エレベーターを降り、レストランのところに向かった。中はそれほど混んでいないみたいだったけど、待っている数の人は多く、お店の入り口のところで数家族が椅子に座って待っているところだった。私たちもその列に並び、座って待つ。
ふと前を見ると、売店みたいなところをはさんだ向こう側に、同じように椅子に座って待っている人たちがいた。どうやらそちらもレストランみたいで、順番を待っているみたいだった。同じような雰囲気の人たちだったので、ツアーや宿泊プランによってレストランが分けられるのだろうか。
レストランにはそれほど待つことなく中に入ることができた。ここは多分ビュッフェ形式のレストランなのだが、私たちは割安の宿泊プランだったため、朝食は“ワンプレートディッシュ”というものだった。入るときにスタッフに朝食券を渡すと、「お皿を一皿渡すので、それに好きなだけ自由に盛っていいけどそれ一皿のみです。ただし汁物に限ってはお椀にどうぞ(これも1杯だけだけど)。飲み物は飲み放題です」とのことだった。
もちろんこれは事前にわかっていたことで、普段の大食漢の私だったらちょっと不満に思うところだが、妊娠中の今の私は驚くほどご飯を食べられなくなっているので、これはぜんぜん気にならなかった。どうせ少ししか食べられないのだから、むしろ食べ放題ではもったいない気がする。
そして息子は添い寝コースだったため、宿泊料金などは取られない代わり、もちろん添い寝だしご飯もつかない。私たちのを分けるという形だ。息子はだいぶ食べるようになったとはいえ、これで十分である。息子用には取り皿だけを渡されて、いざ食事が始まった。
というわけで、1回しか取りに行くチャンスがないので、これはもう慎重に行くしかない。1皿にあれこれ盛らなければならないので、盛り付ける配置やバランスも重要である。まずは夫と息子はテーブルで待っててもらい、あまり食欲のない私が偵察がてらご飯を取りに行くことにした。
レストランはこじんまりした大きさだったので、メニューの種類もそれほど多くは見えなかった。が、いざ取りに行ってみると思ったよりもあれこれおいしそうなものがあるように感じた。洋食から和食まで、主食系からパン・デザート系までざっとすべての分野が網羅されていそうだ。
それほど食欲のない私だけど、見るとやっぱりあれこれ欲しくなってしまい、慎重にお皿の端のほうから少しずつ色々な料理をのせていった。私が食べたいものと息子が食べそうなものをあれこれ取っていく。そしてすぐにお皿がいっぱいになってしまった。
ワンディッシュで不便なのは、ご飯とデザート系を一緒に乗せなければならないこと。その他にサラダだってほしいし、甘いものとそれらが混ざらないように乗せるのが大変だった。
そして一度席にお皿を置きに行き、仕上げにスープをカップいっぱいもらい私の分は終了。息子が騒ぎ出したので、慌ててドリンクコーナーに大好きな牛乳を取りに行き、やっとゆっくり座ることができた。
私の料理を見て、次は夫が取りに行く。しばらくして戻ってきた夫のお皿は、本当に山盛りでびっくり!そんなものもあったのか、というものもあった。これならワンディッシュプレートでも十分といった盛り方であった(なんて貧乏性な私たち)。
料理はどれもけっこうおいしかった。私は中でもびっくりたまごというような名前のゆで卵のコロッケみたいなものが気に入った。ありそうでない料理だった。和食系もけっこうおいしく、結局いつもよりもかなり多く食べてしまった私であった。
息子には和食中心に食べさせていたけど、途中から飽きてしまい「もういらない」となったので、フレンチトーストやホットケーキをあげたら、これがまたよく食べた。牛乳を飲んだ後、野菜ジュースをもらいにいったり、お茶をもらったり、私と一緒にドリンクコーナーを行ったりきたりするのが楽しかったみたいだ。
私はかなり食べたとは言え、結局自分が取った分全部は食べ切れなかった。残りは夫に食べてもらい、夫もさすがに最後は苦しくなったみたいだった。ということで、ワンディッシュプレートでも食べ放題と同じくらいお腹いっぱいになったということである。
ところで、やっぱり宿泊プランの種類によって朝食の形式は違うみたいで、私たち以外のお客さんのほとんどは食べ放題形式だったみたいだった。私たちとは違うお皿で、自由に何度も取りに行っている感じだった。でも私たちにとっては、ワンディッシュ形式でも食べ放題でもどちらでもお腹いっぱいに食べられ十分であった。
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